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2006年10月26日

本流を行くオープンソースプロジェクト - OpenMFG

今週にCRMモジュールを追加した最新バージョンのERP Suiteを発表予定のOpenMFG。(記事はこちら)。

彼らのユーザーコミュニティは、まさにオープンソースの良さが出ておりますね。ライセンスは無料ではありませんが、顧客にはソースコードが配布されます。今回のバージョンアップは、顧客(リセラーの顧客含む)による強化プログラムが90%以上含まれていて、OpenMFGが検証を行っているそうです。


Posted by akemi at 11:40 | Comments (0) | TrackBack

2006年10月25日

ドイツ発のオープンソースERPの話題(2)

ビジネスソフトウェア大御所SAPのお膝元でチャレンジを続けるベンダーの話。

avERPである。

で、この会社、以前このブログでも取り上げたのだが、中々嬉々としてがんばっている様子。社長曰く、SAPなどの商用ベンダー製品の機能の40%くらいを盛り込んであるらしい。彼らは、コンサルティング、プログラミング、トレーニングなどのサービスで顧客あたり約$1893の収益を上げており、それもすべて顧客側が決めることができる、予算に応じてサービスを選べるというわけだ。顧客数は約60、クライアント企業のサイズは従業員5から850までの零細〜中小企業までをターゲットとしている。とは言っても近い将来(というか現在も)、大企業からの関心も集めているそうで鼻息が荒くなっちゃうのもわかる。

製品に膨大な資金を投入すればするほど、顧客の製品への期待も大きい。でもオープンソースにだって多くを期待していいんだよ、という彼の台詞で記事は終わる。それも無料でね。

Wikipediaからの情報によると。
ドイツ語)(ウェブ翻訳ツールで英語

この製品は、1998年から2001年までの間に最初のプロトタイプができて、2001年に最初の顧客への導入が行われ、現在月平均1500〜2000ダウンロードで、本稼動中の10%が製造業で使われているそうだ。


Posted by akemi at 12:52 | Comments (0) | TrackBack

2006年10月24日

Bookscanner記

開設されて日は浅いですが、私の中では今一番ホットなブログはこれ。
http://d.hatena.ne.jp/bookscanner/

Googleのすごさがとってもよくわかります。

Posted by akemi at 13:22 | Comments (0) | TrackBack

2006年10月22日

オープンソースプロジェクトが抱える問題

とうとうニュースになってしまいましたね。

Compiereユーザーコミュニティの分裂事件ですが、今年9月にSourceForge内にAdempiere Bazaarプロジェクトが新規オープン。

Adempiereのコミュニティの本家はこちらとAdempiere Bazaarのウェブはこちら

ユーザーコミュニティの分裂問題に発展するきっかけとなった白熱議論の火付け役でもあるマレーシア人ユーザー氏(red1氏)は、このプロジェクトの中心人物の一人でもある。

コントリビューターに対する無視の度合いが過ぎるようになり、膨大なユーザーコミュニティよりもベンチャーキャピタルやパートナー(高額なパートナー契約料を支払っている人)を優先しているとユーザーが感じ始めて、彼らとComPiere社との間で折り合いがつかなかった期間を経て、ついに彼らが動き出した、という経緯がある。

ここで私なりの総括をば。
ComPiere社(この大文字Pは会社名を指す)が限られた社内リソースを使って開発できる部分にはもちろん限りがある。開発の優先度をオープンなユーザーコミュニティよりも、高額な契約料を支払うパートナー優先というのは当然のことである。

そしてJ.Janke氏の思想としては、全世界の商慣習を取り込むことは不可能であるので、できるだけ汎用度の高いものを基本機能として取り込み、製品デザインとしては、機能拡張をしやすくする。その上で、諸国のパートナー達、またはユーザー自身が、その国特有、又は業界特有の商慣習を付け加えていく。そしてその拡張機能も、出来れば彼の思想を受け継ぎ、他者向けに拡張しやすい設計で公開していってもらえればいいと、そういうことだと思う。

しかし。

J.Janke氏の大きな失敗というのは、やはりコントリビューターの努力の全てを「mess」の一言で片付け、その自称コントリビューターのために自分の貴重な時間を奪われたと言い切ったことであろう。優秀なプログラマーであれば、システムデザインやコーディング、データ定義の細部に至るまで、自分なりの美意識を貫いて完成度の高いものを作りたいという欲求があるはず。自分の名前を冠するのであれば尚更、そのチェックは厳しくなる。彼は年齢的にも私よりも上で、メモリ節約のためにビット操作の技術を競うような時代も経験しているはずで、そういう人から見ると、汚いコーディングは許しがたいだろう。

経験者語る、であるが。
以前メインフレームのSEだった頃、元号対応(昭和から平成)で、仕様書のないCOBOLのプログラムの元号使用部分だけを抜き出し修正をかけるという体力勝負の仕事をやったことがあったが、正直言ってヒトのプログラム読むのってキツイ。だからコントリビューターがドキュメントも付けていないプログラムを送りつけてきて、それを解析して取り込むべきか否かを判定するJ.Janke氏の作業量とエネルギーも相当なモンだと思う。その結果、何のメリットもなかったと判断した時の彼の徒労感も相当なもので、思わず「時間を費やした私がバカだった」と言ってしまった彼の気持ちもわからないではない。

ということで、このコミュニティベースの開発プロジェクトが別に出来たということも、当然と言えば当然かも。他のコマーシャルオープンソースのプロジェクトを見ても、まぁ製品版とオープンソース版では機能そのものさえも違うことが多々あるし、ユーザーコミュニティで広範なユーザー向けに色々と機能を追加できるというのもまた魅力あることである。そして事実、そのコミュニティベースで、J.Janke氏の考えるような、要するに彼の眼鏡にかなうような製品が出来てくるとは考え難い。将来にわたっても両者が同一線上にいるとは考えられない。よっぽどプロジェクトをうまくコントロールしないと、(ドキュメントの統一だとか、開発ルールだとか)、実際、実務上で動かせる保証のあるレベルに持っていくのは難しいし、もちろんファンドを受けていなければ、彼らの努力をどうやってペイするのか?という問題もある。私もできればルックスあたりでコントリビュートしたいと思って開発環境を整えたのだが、いかんせん時間がない。そうそうunpaid workに時間をかけられない事情を誰しも持っている。

ユーザーとしては両方を見ていかないと。

もう一つ、今日付けの「まつしたひろ氏のブログ」で紹介されていたオープンソースソフトウェアベンダーとベンチャーキャピタルとの関係図が興味深い。ComPiereを取り巻く同じような関係図を作ってみると、面白いことが見えてくるかも。

Posted by akemi at 16:48 | Comments (0) | TrackBack

2006年10月17日

勢いに乗るBI

ということで、Pentahoがんがんやってます、というニュースから。デモ版(Configured)をインストールしてみました。

Posted by akemi at 08:35 | Comments (0) | TrackBack

2006年10月14日

今月のプロジェクトにBIソフト

SourceForgeの最新「今月のプロジェクト(Project of the Month)」は、ビジネスインテリジェンスソフトウェアPentahoでございました。

ということで、過去の「今月のプロジェクト」なんかを見てみると壮観ですなーっ!
Project of the Month


さて、最近の興味深いニュースをいくつかご紹介。

Open Source a billion dollar market(オープンソースはドル箱)

オープンソースでありながらも収益を上げているSugarCRMの例とか、Openbravo(オープンソースERPですが、ヨーロッパ会計ベースで、英語版とスペイン語版アリ)の例とかも出しております。面白いのはオープンソースを中国にたとえていること。もはや「sleeping giant」とはいえない中国のようだと(要するに今は既に「GIANT」なのよっ)。

EOS Editorial ― Open Source Is Not a Trend. It's a Paradigm Shift(もはやトレンドなんかじゃない。オープンソースはパラダイムシフトなのだ!)

で面白いのは、前記事にも似た内容が書かれていたのだけれど、筆者は10年前にはフリーのソフトを使うことなどなかったのに(というよりメディアで取り上げることもなかったのに)、現在はオープンソース製品と商業ソフトウェアをミックスして使っているのが事実で、いわゆるビジネスマンの話の中にさえ登場するようになったと。これはトレンドとかいうレベルを既に超えているという感想で締めくくられています。

Posted by akemi at 22:24 | Comments (0) | TrackBack

2006年10月12日

Google Docs&Spreadsheets

スケジューラー、表計算に続いてワードも使い始めました。

変更履歴の管理機能がすごいでございます。ビジネス文書に使うべきではないのかなと思いつつも、ビジネス文書こそ変更履歴をつぶさに管理したいという欲求がひしひし。

多言語を扱う環境であっても、タイトルの文字化けもないし、もちろん内容検索もビシバシ行えるし、最初からサーバーに保存するので共有も簡単に行えるし。

アンチマイクロソフトが更に加速。Vistaヒドイらしいし(笑)。

Posted by akemi at 01:44 | Comments (0) | TrackBack

2006年10月11日

SVNへのお引越し - Compiere Code+Documentation

SVNへのお引越しが明後日あたりに完了しそうです。

Posted by akemi at 22:22 | Comments (0) | TrackBack

2006年10月03日

J. Janke氏の新メッセージ

矢面に立つJ.Janke氏の最新コメント

現在超多忙中のJorg Janke氏。一方的に黙り込んで申し訳ないとお詫びを示しつつ、現状を再度説明しています。Compiereはオープンソースであり続けると再度確認、その一方でビジネスを行う必要がある(収益が上がらないと会社として維持存続が不可能になるため)ということに対してのユーザー達への理解も求めています。

Janke氏は、めっちゃ使い勝手の悪いSourceForge CVSからのSubversion(SVN)へのお引越しを計画中で、2週間以内には実現したいとの計画を明かしました。Derby移植版(ベータ)もまた2週間以内にSVNで公開する予定だそうで、要望の多かったMySQLについては、Derbyの方が良い選択肢であると強調(つまり、ComPiere社自身は移植の計画がないが、オープンソースである故、コントリビューターによる移植は歓迎、というスタンスを崩さず)。

しかし。PostgreSQLはどこへ行ったのでしょうか。実は1ケ月前には存在した、PostgreSQLインストール手順ページが忽然と消えてなくなってしまったんですねーっ。どうなったんでしょうか、言及すらされておりませんが。

お察しします。高い目標を掲げて設立されたComPiere社でありますが、ベンチャーキャピタル側ががっしりと経営陣を固めて、彼の思い通りにならなくなったとしたら、少し不幸かもです。しかも新しく従来のベンダーPeople Soft絡みの人を引き抜いてくるあたりなんか、とってもオールドスタンダードな匂いがプンプン。

だって、GoogleやAppleだって、そうそうMicrosfotもか、創業者(エンジニア含)の強烈な頭脳が反映されての成功だから、マッキンゼー出身者からトップを迎え入れて再生した大企業IBMとはワケが違う。結果が全て、ユーザーは静観あるのみですか。

おまけ:正式パートナーではないようですが、こういう製品もあるようです。これからこういう製品も増えてくるでしょうね。

Posted by akemi at 16:56 | Comments (0) | TrackBack