« 2006年05月 | Main | 2006年07月 »
2006年06月30日
日本の国際競争力は?
毎日欠かさず読むMonexメール。6月30日付の松本大氏のつぶやき「日本の競争力」が興味深い(Blogに反映されるまでタイムラグあり)。
要旨は「日本は垂直産業には競争力があるが、金融やITなどの流動性の高い水平産業には競争力がない」というもの。文章の最後は「世界の良いものを日本に提供することに成功すれば競争力を有す可能性がある」ので、マネックスは金融界でそのポジションを確保したい、との松本氏の決意で終わる。
同感。
IT業界も同じでんがな。
商慣習が違うとか何とか言われ続けた業界であったが、世界の動くスピードはすさまじい。私もIT業界でそのポジションに食い込むのだ、と決意も新た。
Posted by akemi at 20:41 | Comments (0) | TrackBack
2006年06月28日
Tiny at Work
Tiny ERPの北米マーケット強化のための会社「Tiny at Work社」が設立されました。
Tiny Belgiumは、Epsilon Technologies(ITコンサルティング会社)とRevolution Linuxと提携してこの新会社を設立。
Websiteの方は、英語版と仏語版がありますが、あいかわらず文章の中に仏語がちらほら。サービスの三本柱は、導入、教育とサポート(トラブル対応)、開発(カスタマイズ)。
本題と離れたところで失礼致しますが。
結構ロゴというのは私個人にとっては重要で、そういう意味でTiny.be社のロゴ(蟻ちゃんがちょこんと乗っているやつ)は非常にラブリーで良いと思っております。その点、Compiereはちょっと可愛くないですね(笑)。ビジネスソフトですから、まぁそんなことはどうでもいいはずなんですが。
Posted by akemi at 15:14 | Comments (0)
2006年06月21日
要チェック!ComPiere絡みの重要ニュースから
実は先日のCompiereのオンライントレーニングにて、Jorg Janke氏が二週間以内にプレスリリースを出すということを言っていたので、毎日の様にウェブをチェックしていたわけですが、とうとう出ました。
まずは、本社移転の話から。
NEA(ベンチャーキャピタル)から莫大な資金を得たComPiere Inc、とうとうシリコンバレーに移るそうですがな。これはもうビッグニュースでしょう。(日本語での記事はこちら)。既に全世界で70社以上のパートナーを抱え、新しい役員を迎え、シリコンバレーに移り、そして….。ホントに日本のベンチャーキャピタル、何処見てるんでしょーかっ。
さてさて、Open Source Convensionにて7月27日に予定されているセッションにJorg Janke氏登場予定です。コマーシャルオープンソースの数少ない成功事例としてCompimerを紹介し、その中で、中小企業向け市場でのERPソリューションの重要性を強調し、何故オープンソースソリューションがベストなのかという点に焦点をあてる模様です。これまたレポートが楽しみ。
Posted by akemi at 01:21 | Comments (0) | TrackBack
2006年06月16日
雨後の竹の子状態?オープンソースERP、AvERP
またまたドイツ発のオープンソースERP。
英語版がないので中身のチェックに苦労しますが、こんな時に翻訳サイトは非常に助かります。それにしてもドイツ語と英語は非常に近い言語だということがよくわかりました。翻訳された英語で、充分に内容は理解できます。スクリーンショットを見ると、ちょっとイメージがつかめると思います。
英語版がないくらいなので、アジア語対応なんて考えられているのかどうかはわかりませんが、品質では定評のあるドイツ産、ちょっと気にとめておくと面白いかもしれません。
にしても。
やはり欧米諸国の裾野は広い、というかオープンソースやってやろうという人口が多いのか?またはそれによって収入に結びついているモデルが多く存在しているからなのか?
ということで「日本発オープンソース」で検索をかけてみたら「日本発オープンソース騒動」というのが昔あったのですね。(経済産業省のお偉方が「日本発のオープンソースは42件しかない」と述べた公演内容に対して各地で議論勃発!という騒動。議論の中身は、官主導のIT計画にろくなのない、とかカウント基準の根拠だとか、そもそも「日本発」と言っている時点でグローバルなオープンソースの世界観を理解できていない、とかもう色々ですがな)。
日本発とこだわる必要はないのかもしれないが、日本の中小製造業を考えると、アジア諸国の商慣習(特に日本と中国)をデフォルトで内蔵しているオープンソースがあったらな、とふと思ってしまう。で、現実的にはやはり、既存の欧米発のオープンソースを早い時点で取り込んで、さっさと日本とその他アジア対応のアドオンを作りこんでいくしかない、ということになるのだ。
ということで話は元に戻る。
皆でローカライゼーションとアドオンに燃えよう!
Posted by akemi at 15:38 | Comments (0) | TrackBack
2006年06月09日
Compiereオンライントレーニング
Compiereでは、毎週1時間の無料オンライントレーニングが開催されている。
水曜日はKathy Ping女史の「Compiere概説」と、木曜日はJorg Janke氏の「Compiereパートナープログラム」で、iLincというeLearningソフト(シンプルだが非常に興味深いソフト)を使って講義形式で行われる。太平洋標準時刻(PST)の午前8時開始ということなのだが、登録(Register)すると、講師名で送付される登録完了メールの中に現地時間が記されているので、私の様にあわててPST時間をチェックする必要はナシ(因みに香港から参加の私宛メールには、11pm China Timeと書かれていた。日本だと午前0時開始)。
ということで、個人的な感想をば。
内容は本当に概要だけなので、実際に触ったことのある方には特に目新しい情報はないかも知れませんが、ちょっと興味があるという方には、一気に概要が理解できる様になっているので面白いと思います。通信回線により一概には言えませんが、少なくとも私にはとっては音声は問題ありませんでした。概説のKathyさんは共同設立者ですが、技術的質問には「技術者じゃないからわからない」云々の返答があったので、技術的な質問はやはりJorg Janke氏に聞くべきでしょう。パートナープログラムは、パートナーになるメリットを力説。年4回行われる集中トレーニング参加を勧められます。
Jorg Janke氏は完全に従来型のERPベンダーを否定しています(笑)。もうその時代は終わったと言わんばかりでした。オープンソースERPのリーディングカンパニーとしての自負と、同業他社(オープンソースERPベンダーの、という意味と思われる)から見て数年間のアドバンテージがあり、それがパートナーを守ると、そういった趣旨で話が進んでいきました。個人的には問題はそう簡単ではないのでは?とか、SAP(もちろんR/3ではなく、B1のことですが)は既に敵ではなく、セミナー中に「トレンドを読む必要がある」という話の流れで出てきたNetSuiteなどが、一番気になる存在であります(日本法人設立されましたしね)。
質問は、セミナー中にダイアルインに電話をかけて口頭で行う方法(その質問の音声も他参加者に聞こえます)と、または画面左下にあるメッセージボックスにタイプする方法があります。因みに参加者の名前がiLinc画面左側に表示されるので、その名前からインド系、ドイツ系あたりね、程度のことはわかります。参加者数は講師を含めて概説が9名、パートナーが8名でした。
Posted by akemi at 10:55 | Comments (0) | TrackBack
2006年06月03日
事例研究 KnowledgeBlue社のSaaSモデルの成功事例 ALTRALUX社
Compiereをベースに、Compiere認定パートナーであるKnowledgeBlue社が担当したALTRALUX社への導入プロジェクトが完了した。
この導入プロジェクトは、Compiere創設者であるJorg Janke氏に、「Compiereアプリケーションをどの様にカスタマイズして、顧客ニーズに合わせることができるかについてのパーフェクトな事例だ」と言わしめた(Business Wire, 2006)。導入コンサルティングを行ったKnowledgeBlue社提供の導入モデル「SaaS、Software-as-a-Service」は、オープンソース製品をどの様に「Win-and-Win」で提供していくかについての一つの解を示しているだろう。
ALTRALUX社はハイテク電子&光学機器メーカーであり、今回CompiereをベースにしたknowledgeBlue社のopenBlueを導入したのだが、今回のknowledgeBlue社とALTRALUX社との契約は、「ハード、ソフト、メンテナンスそしてサポートの全て込み、しかも低額の月々の基本使用料のみ」という内容になっている。そして、この丸抱えopenBlueソリューションを「Software-as-a-Service (SaaS)モデル」として(Business Wire, 2006)提供、オープンソース製品の提供の形の好例になった。
KnowledgeBlue社のCEOであるRobert Kunz氏は、「導入プロジェクトは、ALTRALUX自身が行った場合9〜12ケ月の導入期間が予想されたが、それをopenBlueソリューションで12週以内に短縮することができた」(Business Wire, 2006)と語る。確かに、確実に導入期間を短縮(=コストを抑え)し、ホスティング、メンテナンス全て丸抱えの月極契約というのは、かなり敷居が低い気がする。それもこれもオリジナルのCompiereがオープンソースだったことが大きいのは確かだ。
さてここで気になるのがknowledgeBlue社だろう。少し驚いたのが、フォーチュン500社にリストされている中の数社の経営幹部陣が設立メンバーとなっている(knowledgeblue, 2006)。ウェブには「Outsorcing on Demand」って分かり易いキャッチフレーズが!中小企業向けに経済的なアウトソーシングサービスを提供することに特化しているらしい。サービスのパッケージやプロセスの辺りを見ても、経験に基づいてシステマティックで非常に計算されている。印象だけだが、かなり(技術だけではなく)経営コンサルティングに強そうな感じがあり、ユーザーの満足度はかなり高いのではないかと思う。「少額の」が具体的にどの位のレベルなのかはわからない。しかし、私自身が現場を考えてみた場合、中小企業が全て自社内にシステム要員を常駐させ、しかもオープンソースのメンテナンスも出来るくらいの上級エンジニアである必要がある、というのは現実的には難しいのではないかという思いもある。私がユーザーなら、こういうソリューションを選択したいと思う。
References;
ALTRALUX. 2006, ALTRALUX, [Online. Internet.] Available:
http://www.altralux.com/, Accessed 3 June, 2006
Business Wire. 2006, KnowledgeBlue Implements Compiere ERP & CRM Open Source Solution for ALTRALUX; Integrated e-commerce, ERP, call center and fulfillment services provide marketing agents with real-time, anywhere access to vital company data, [Online. Internet.] Available:
http://www.findarticles.com/p/articles/mi_m0EIN/is_2006_April_24/ai_n16132352/pg_2, Accessed 3 June, 2006
knowledgeBlue. 2006, Corporate Info, [Online. Internet.] Available:
http://www.knowledgeblue.com/AboutUs/CorporateInfo.htm, Accessed 3 June, 2006
Posted by akemi at 21:09 | Comments (0) | TrackBack