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2006年02月15日

Which do you think better, Western business style or Asian one?

NYから2年間の予定で香港に転勤になった台湾系アメリカ人(女性)と話をしていた時のこと。

「香港では就業時間が長いから、ちょっと大変かも」という話から就業時間の話題になった。グローバルカンパニーでコンサルティングの仕事をしている彼女から、アメリカでの就業スタイルの話を聞いていると、日本や香港におけるそれとの違いに色々と考えさせられることもあった。

要するにアメリカでは、会社に居る時間としてはそれほど長くないが(例えば6時くらいに退社)、深夜まで、または週末も在宅で仕事をすることがほとんどらしい。それで一週間の実働時間を彼女に計算してもらったら、もちろん68時間以上はあると言う。(彼女曰く、すべての会社、すべての職種がそうであるとは限らないが、傾向としてはテレワーキングにシフトして行っていて、少なくとも彼女の会社ではそういうスタイルが既に定着しているそうだ)。だからこんなに朝から晩まで会社に張り付くというのは自分の人生で経験したことでないので、想像つかないらしい。

一番気になる評価の方法については聞かなかったのだが、コンサルティングという仕事を鑑みるまでもなく、アウトプットが全てなのだろう。だからこそ自分自身がプロフェッショナルでなければすぐにFIREDされてしまう危機感を持ち続けているのだろう。その流れで、起業(会社組織を立ち上げ、経営者になる)よりもフリーランサーで働くというスタイルが増えているというのも頷ける(JNEWS, 2005)。

で、その話を聞いていると、欧米系の企業というのは、社員に与えられたミッションというものが、日系企業よりも非常に明確に伝えられているんじゃないかと思えたのだ。ミッションが明確であれば、それに対するアチーブメントの評価も非常にクリアになるはず。特にグローバルカンパニーで多様なバックグラウンドを持つ社員を抱える組織であれば尚更、そのミッションを明確にすべきなのだろう。しかし日系企業などの場合の実際は、ニワトリが先か、タマゴが先か、みたいな上司と部下のやり取りがアチコチで散見される。すべては上司側がミッションをきちんと伝えてないじゃないか(というか本人もミッションが何なのかわからないので、細かいターゲットも設定できず、というのが現状)というレベルで、就業時間の大半のエネルギーを使っている様な感がある。上司側としては「そんなの自分で考えてパッパと動け」と思っているのだが、部下としては自分の思った通りに動いたら上司からそうじゃないと言われるわけで。じゃーどうすりゃいいんですかと下手に出ているのに、前述のセリフ。こういう関係が続いていると、出社時間が遅いだとか、皆が残っているのにサッサと帰りやがって、という部分に目が行き、最後には精神論さえ持ち出してしまう。

ビジネスをやってるんだから、ビジネスライクで良いんじゃないかと私は思うのですが。

追記(2/27):件の彼女、もう一つ香港で驚いたことがあるらしい。ピラティスのレッスンをはじめたらしいが、ランチタイムに沢山のクラスがあるのに驚いたと言うのだ。おまけに「ランチを食べに行く」というのを初めて知ったらしい。アメリカの彼女の会社では、昼食とは、ほとんどPCの前で仕事しながらとるものであって1時間もかけて外で食べるという発想がないと言うのだ。おまけに百貨店で値切れるってどういうわけ?とか、色々とカルチャーギャップを感じている模様。彼女の指摘は結構興味深い。

Japan Business News. 2005, 会社経営者より高収入を稼ぐフリーランサーの知的資産管理術(1), JNEWS LETTER 2005.12.15

Posted by akemi at 2006年02月15日 10:16

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