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2005年08月12日

Open Source ERP – 米市場で健闘中!

今年5月の、eWeek.com, The Channel Insiderからのリポート。アメリカにおけるオープンソースERP(Compiere)がヨーロッパ、ラテンアメリカに出遅れながらも、この18ヶ月で躍進を続けているという話題である。

この5月、Compiereはユーザーからのリクエストを盛り込んだ最新バージョン2.5.2cをリリース(8月現在の最新版は2.5.2e)。現在アメリカには正規パートナーが既に15社あるらしいが、今年度に20〜30社増やす予定だとか。(Moore. 2005) その米国のパートナー企業の一つ、Global Era社(ってすごい名前だなー)の社長の、飛ぶ鳥を落とす勢い的なコメントが印象的。

アジアではシンガポールがダントツのアクティブマーケット(Moore. 2005)(なるほど。私もシンガポール人の友人からこのソフトを知った)らしい。このCompiereのパートナー企業が、SAPやオラクルが苦手とする中小企業向けのニッチマーケットをターゲットにしている、というのも戦略として非常に評価できる。

もちろん、SAPも手をこまねいて見ているわけではなく、飽和状態のTier I(大企業)だけではなく、Tier II(中小企業)に向けてのプロモーションを強化していて、それに伴ってセールスも右肩あがり(ちなみに昨年度、大学の授業中に見たSAPのセールスの伸びを示すグラフでは、他国が伸び率に落ち着きをみせている時に、日本市場では、出遅れを一気に取り戻すかの様なダントツの伸び)である。因みにSAPは中小企業向けに、mySAP All-in-OneとSAP Business Oneという製品をリリースしているのだが、SAP Business One(より小さい企業向け)は他社を買収して得たソフトウェアをそっくりそのまま提供しているにすぎないもので、SAP R/3とは全くの別ものである。

Reference

Moore, John. 2005,
Open-Source ERP Makes Headway in U.S. Market,
[Online. Internet] Available:
http://www.thechannelinsider.com/article2/0,1895,1812791,00.asp,
Accessed 12 August, 2005

Posted by akemi at 2005年08月12日 10:30

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Comments

私はERPのCOMPIEREを2年前に知りました。私の知人が、ソフトをダウンロードし、私のPCのLinux上にインストールしてあります。しかしまだ使った事がありません。...このように元来ERPやPDMに関心を持っており、会社でもE−BOMやM−BOM関係、詳細にはCADのデータ管理の業務を行っております。

私の会社ではSAP,R/3を使っており、PDMにより、CADで作成したCAD−BOMデータからE−BOMを作成し、それをR/3へわたしてM−BOMが作成されております。

 R/3はそれ自身も高価であり、またR/3を業務で使うためのコンサル料も高価過ぎるという風に感じております。そこでそれほど初期投資が少なくて済むソフトはないかと探していた矢先、このようにERPにもOpen Sourceがあることを知ったわけです。
 Compiereは日本語版がなく、逆に中国、マレーシア、香港この辺では使われているそのような事も私は絶対に
日本語化して出したい、そのような闘志が沸いてきております。
 
SAP、R/3は会社の中では、2002年に10億円、今また5億円使い更に10億円に達しようとしている、元同じ会社で今ドイツ系の会社になってしまったそこでは20億円から30億円とか言われて誰も社員はちっとも便利になってないこのような所を、COMPIEREを使ってそのような疑問を自分で考えたい、解きたいと考えております。
取り敢えず今日はここまでで終わりたいと思います。また今後とも宜しくお願い致します。何かと宜しくお願い申し上げます。

Posted by: tougo at 2005年08月15日 21:18

tougoさん

コメントありがとうございました。日本市場はやはりその特殊な言語のせいで、世界の流れもワンテンポ遅れという感がありますが、それでもどんどんと世界の流れが加速して日本に流入してきていると実感しています。全てのソフトがオープンソースに取って代わるとは思ってもみませんが、ポテンシャルは大きいと思います。それは、限りある予算を如何ように使うかと考えた時に、私としては製品そのものや、導入などの初期投資に膨大なコストがかかるのは納得がいかないのではないかと思うからです。それで100%リターンの保証があれば良いのですが(笑)、導入自体に失敗してしまう例も世の中には多々あるわけです。中小企業のSEの方達は、常日頃から会社全体のIT部門を概観していらっしゃるので、オープンソースなどのソフトも充分視野に入ると思うのです(というのは、大企業のSEになるほど、自分自身のテリトリーは細分化されてしまいますので)。

アジア言語でのローカライゼーションの状況を見ていると、必ず「中国語(繁体字、簡体字とも)」は早々に出てきますね。日本語と韓国語はすっかりカヤの外です(笑)。

CompiereもDBがオラクルというのがネックだったのですが、つい最近、PostgreSQLのインストールスクリプトが某氏によって提供されて、私自身の食指がぐっと動いたわけです。日本語化についても、プロジェクト化すべきなのか、とにかく個人的にライフワーク的にやっていくのが良いのか、迷うところです。

今後とも宜しくお願い致します。

Posted by: akemi at 2005年08月15日 22:28

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