2004年11月02日

ライブドア

 プロ野球新規加盟決定の報道をネットで見ていた。私のブログがライブドアにあるのは、あの堀江社長にとても興味があったからだ

。(注:というのはブログ設立当時のお話で、現在は、自分のドメイン下に移行しました。2005年4月現在)

日本にいた時も数え切れないほどにオンラインショップを利用したが、ほとんど楽天経由ではなかった。何故かはわからない。私はビジネスに成功した人とか失敗したとかの話が大好きで、特に経営者の話の類は大好きなのに、ほとんど三木谷社長の談話などを読んだことも読もうとしたこともなかった。楽天という会社が、私にとっては、あんまり面白味がある様に思えなかったのだ。あれほどまでに大成功しているのに。
 正直言うと、私は「強者の論理」で話をする人があんまり好きではない。頭がメチャクチャ切れるわけでもない、でも一所懸命に生きている真面目な人たちを鼻でバカにする様な人は大嫌いなのである。そういう意味では、あの堀江さんという人は、私が、だいっ嫌いと叫びたくなる様な嫌な奴に違いないのである。でも、それでもやっぱり、彼は信じがたいほどに頭の良い人なのである。普通の人には点にしか映らない様なこと(何か奇抜なアイデアを思いつくまま発言しては事業に乗せていく様なこと)も、彼の頭の中では、シームレスに繋がっているのではないかと思う。彼の中では一本の筋がある。ふらふらしている様で彼の中に確固とした価値観がある。
 ライブドアベースボールの暫定GMの人のブログを読んでいると、ちょっと泣けてくる。私は最初、なんで通訳の彼がGMなんじゃー、と思ったのだが、彼のページを見ると、世界の野球をど真ん中から見続けてきた、数少ない日本人の一人(というより、他にいるのかどうかもわからない)なのだ。牛タン食べて、仙台に通い続けていた。地元の人達がライブドア贔屓だというのも、ただ単に一番乗りだったから感謝しているだけではないのだ、ということがよくわかる。
 ライブドア関連の記事ばかりを探している自分がいた。社長のブログを読み、コメントも読み、ライブドアのホームページも見た。きっと、多くの人たちも、同じ様にライブドア側の記事を読んだのではないかと思う。はっと思って楽天のページも見てみた。トップ画面が変わっていた。「参入決定記念SALE!」の文字を見つけて、例えようもない感情に襲われた。わかった。あぁ、わかった。私が楽天の社長に魅力を感じないわけが。この人は、従来のビジネスの枠組みの中で物事を考えているのだ。オンラインショッピングモールも、特に度肝を抜く様なアイデアがあったわけではない。彼は、着実に会社を大きくしていくことに邁進していた。それは素晴らしい。誰にでもできることではない。それは賞賛に値する偉業だ。でも、魅力的ではない、周りを感動させる様な何ともいえないパワー、松本大さんや、杉村太郎さんの様な、何かこの社会を、何とかポジティブに変えていこうじゃないか、とそういうパワーが、三木谷社長からは伝わってこない。堀江社長の新しいバニッシュブログというものを読んでみた。涙が出た。若者よ、夢を持てと叫んでいた。彼は、こんな程度で終わらないだろう。

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2004年10月13日

SAPの認定証が届いたぞーっ!

私の通っているERPのコースはSAP限定で、という話は今までに何度もしたのだが、そのコースでは履修科目毎に、大学とSAPの両方から認定証(サーティフィケーション)が出される。

ということで、やっとのこさ、その認定証ちゃんが我が家に郵送されてきた!!今までに5科目履修だったのだが、なぜか4枚。E-commerceのサブジェクトに関しては、SAP絡んでないと判断されたのか。とにかく、これで、私は、BPE(ビジネスプロセスエンジニアリング)、ERPシステム、クライアントサーバーテクノロジー(インストレーション&アドミニストレーション)、そしてERPアプリケーション(コンフィギュレーション)の認定証をゲットーっ!! 友人によると、うーん、あんまり役に立たないかも、ということだったのだが、いざ、日本に行ってみて効力があるのかないのか?(とりあえず、英語で履修したという証明にはなるか!) どちらにしても、やっとのことで、目に見える形になって、ちょっと嬉しいのであった。

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2004年09月18日

The mind of the strategist

怒涛のごとしアサイメントの山も一息つき、今学期も後半に突入した。

どのサブジェクトも気持ちは最終のメインプロジェクトへと向かう。今学期、特に私が力を入れているサプライチェーン&ロジスティクスマネージメントという科目で、思いがけない本と再会してしまった。大前研一氏の「企業参謀」の英語版、The mind of the strategist という本である。

この「企業参謀」という本は、私が中学生の頃、うちの父に勧められて読んだのだが、その当時の私が、その内容を理解できていたとは決して思えないのだが、ただただ、まだ見ぬビジネスの世界への憧れの気持ちで、胸がいっぱいになったことだけは覚えている。

それから20年以上経て、専業主婦になり、そして今、ビジネスを学ぶ学生となった。この科目の最初のアサイメントの私のテーマは、Lean Thinkingという、トヨタのジャストインシステム(又は、トヨタプロダクションシステム)をベースとした、サプライチェーン内(正確に言うと、その中の一つの製品ラインにおけるバリューストリーム内)に存在する無駄を特定して、徹底的に排除をしていくというSCM理論だったのだが、調べれば調べる程に、トヨタのSCMシステムのすごさと、それが英語で世界に紹介されていく過程を知り、一日本人として、別な意味で感動をしたりもしていた。授業の中で飛び交う日本語。カイゼン、カイカク、ムダ、カンバン、ホシンカンリ などなど。当然のごとく、たった一人の日本人である私に、レクチャラーの視線が向く。そして、参考文献の欄に思いがけない人の名前を見つけた。Ohmae −大前研一氏である。今でも、特にこのマインドオブストラテジスト(原書は企業参謀だが、この英語の本をさらに日本語訳したものが、ストラテジックマインドというタイトルで、後日、日本で発売されている) は、アメリカでも経営学の教科書として使っているところもあるらしいので、その価値については世界が認めるところだが、その本を今日、図書館から借りてきて電車の中で読んでいた。そして涙がこぼれた。英語で書かれたその本を、当然の様に読める自分が嬉しい。私は、あの時、初めて企業参謀の本を手にした時の自分と、今の自分が、映画の一シーンの様に重なって見えた。15歳の私と39歳の私と。年取るのも悪くないなという気持ちと、あの時と今と、私ってちっとも変わってないや、という気持ちと、何だかわけもわからなく、生きているって素晴らしいとか、そういう気持ちだとかが、一気に自分に押し寄せてきて、わけもわからず泣けてきた。

実は数日前、ひょんなことで大学の友人宅にお邪魔した。若者たちが数名でシェアしている一軒家だった。そこには夢とか希望とか、甘酸っぱい若者たちのエネルギーが結集している様なオーラを感じた。そして自分で気づいたことがあった。あぁ、私はこういう時代を既に卒業したんだなと。バックパック背負ってドミトリーを泊まり歩いた時代もあった。数十円を惜しむ様なケチケチした旅だからこそ見えた景色があった。それを自分で誇りにも思った。素晴らしい青春だった。今でもそう思う。でも、ノスタルジックにその時代に戻りたいとは思わない。もう、私はあの世界を卒業したのだ。次に行くときは、また目線が違うはずだ。でも、それでいいんだ、と心の底から思ったのだ。今自分の置かれている状況と、自分の中での意識の変化を、初めてしっかりと実感して受け入れた気持ちがした。私は、若い人たちに混じって勉強をしている。みんな、私を同志だと思って仲良くしてくれている。本当に有難いことだ。でも、私は彼らと同じところにいちゃだめなんだ、と思った。夢と希望に満ち溢れ、多少の失敗も糧としつつ、そういう時代にいる人たちと、同じ意識ではいられない。既に私は子供ではなく、親の側の人間になった。仕事もした。子供も生んだ。つらいことも、それなりに乗り越えて来た。歳食っていることを卑下することよりも、彼らにはない人生経験みたいなものは、胸を張って自分の自信に加えていいんだと思える様になった。さぁて、ここで、これからの生き方の戦略でも立て直すか、と、マインドオブストラテジストを読みつつ、決意を新たにする私であった。

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2004年06月09日

やめてーーーーー!!!

今日はもうっ本当に怒ったぞーっ!!マイクロソフトがSAPを買収しようとしていたニュースに激怒。SAPよ、MSに身を売る必要性もメリットもゼロだ。なんで、今更あんなのとくっつかなあかんのやーっ!!もう、金輪際、SAPに近づかないでねーっ!(アサイメントと風邪でフラフラの頭が、血圧あがって更にフラフラになりそうだわーっ)

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2004年05月24日

ネットにおける違法性を語る

E-Commerceのレクチャー、今回のトピックは Legal Issues。要するにインターネットに絡む違法行為について語る、というものだった。

ちょうど最近、日本のWinny開発者が逮捕されたというニュースがあったので、絶対授業で触れると確信して自分なりの意見を持ちつつ授業に挑む。P2Pソフトウェアの紹介になって、来るぞと思っていたら、そこで紹介されたものは「世界で最もダウンロードされているソフトKazaa」の紹介であった。レクチャラーは慣れたマウスさばきでそのソフトをダウンロードし、「カイリーミノーグ」を検索した。出てくる出てくるカイリーのミュージックデータが!!こんなん完全に違法やんかーっ、授業でデモンストレーションしていいのかぁーっ!!と思いつつ、すっごい、このソフトといたく感心。日本で逮捕された某大学助手が、ソフトウェアの開発者を逮捕する前に、ソフト配信側がコピーをプロテクトする様な技術を開発すべき、とか言っていたらしいというのもうなずける。私も同感。某日本の放送会社が視聴料を当然の様に回収してまわっていたが、あれもおかしい。視聴料をとるなら、とらない人は見られない様にしなければならない。善意の寄付じゃあるまいし。それで払わない人に対して横柄な態度をとるのは、絶対におかしい。文句を言わない弱者からは吸い取って、大声で反論を唱える人には回収を迫らない。こんなのビジネスじゃないぞ、まったく。しかし、ダウンロードしてしまった。違法ファイルをやりとりしなければ違法じゃないのだから、いいだろう、と思ってソフトをダウンロード。検索をかけて驚く。うげーっ、こんなものもあんなものもあるじゃないかーっ。翌日驚きつつ隣に座っていたオージーの男の子に聞く。Kazaaダウンロードしたけど、あれってすごい、完全に違法じゃん!と迫る。彼曰く、「違法じゃないよ、確かアメリカでは合法だとか判決がでてたと思う」ホントーって?私英語聞き間違えたかしら??? しかしだ。検索をかけてみると、意外にも有料なデータが多いことに気づいた。つまり、ちゃんとしたビジネスになっている様にも見受けられる。例えば、その昔、P2Pソフトでは、インディーズなどの無名のアーティストやミュージシャンが、自分たちのデータを世に送り出すツールとしての位置づけもあったということを聞いた覚えがある。なるほど。そして思ったことの二つ目。私にとって日本は、その国が中心に世の中まわってんじゃないか、と思うほどに重要な国なのであるが(当たり前よねー、自分の母国だもん)、世界から見れば、本当に東アジアのあのへんに位置している小さい国で、トヨタとかソニーとかアニメとかすっごいテクノロジーをもっていて、食べ物はヘルシーだけど、その実、ようわからん国。という程度の認識しかされていないのだなー、とも思った。正直言って、ネットの世界もモバイルの世界も、日本のテクノロジーやカルチャーというものは、諸外国に比べて思ったよりも進んでいる部分がある。しかし、そのほとんどが日本語で書かれた情報というだけで、完全にカヤの外なのである。こちらで日本オリジナルのものとして知りえるものは、全て英語を通して世界に紹介されたもの(例えばビジネスプロセスのリエンジニアリングにおける「カイゼン(改善)」など)しかない。あー、もったいないもったいない。また、私は昨年までは、ずっと日本語の検索サイトしか使っていなかったのだが、今年に入って、ほとんどgoogle.comを利用する様になったのだが、そこで気づく、日本のサイトで検索をかけたときとの絶対量の差。そりゃそうだよなー。1億人程度しか使わない言語と、全世界で何カ国が英語を国語や公用語としているかを考えると、同じはずがない。しかし、この差は大きい。1と10ほどの差がある。いや、それ以上かしらん。そう思うと他の政府がネットをコントロールしているという国を笑えない。さて、どうすべきか、なんて考えているヒマはない。とにかく私は単位を落とさない様にがんばるしかないのだ。ハイマークが続いたと思っていたが、だんだん減速してきて(というより本当の実力がばれてきたのか)、完全に平均的な生徒になってきてしまっている。ハイマークを狙う緊張感が薄れてきた感じである。最後のビッグアサイメントに向けて、注力しなければ、と思うのであるが、はたして満足のいくものが書けるのだろうか???

Posted by akemi at 00:19 | Comments (0)