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2006年10月29日
Yoshida Brothers
家族全員で行って来ました。
もともと津軽三味線ファンなのですが、こういうタイプのは初めてで大興奮でございました。長女ハマリまくりでございます(笑)。
ツアー中のため、ネタバレしてはいけませんので多くは語れませんが、期待を裏切らない構成でございました。
実は今日のコンサートは、子供たちの学校の音楽の先生主導での遠足(有志のみ)にも指定されていて、その案内を通じて今回のコンサートの存在を知ったのであります。家族全員で行きたい旨先生にメールしたところ、彼女はこう言ってくれたのであります。
特に男の子には絶対お勧め!本当にロックしてるからっ!
やはり三味線でのロックというのがウエスタンな人にとっては衝撃的だったようで(って日本人にとってもなんだけど)、めちゃくちゃカッコよかったでございます。オーストラリアでアフリカンドラムスを習い、いまは和太鼓をやっている長女は、パーカッションにも釘付け。
特に。
良一郎氏のノッテきた時の笑顔がたまりませんです(笑)。コンサートでノリまくりだったスタレビの三谷さん(現esq)を彷彿とさせる、最高のパフォーマンスでございました。
CDは即買い(HK$100。だから香港って好き。)
終了後のautograph sessionに登場した生吉田兄弟にも大騒ぎの私達母娘。我が家の男たちは半分が睡魔に勝てず爆睡(静かで良かった)。
Posted by akemi at 01:00 | Comments (0)
2006年10月21日
中国四千年の歴史、ここにアリ
我が家は食生活を変えてから、色々な症状が劇的に改善したので、香港に住む他の人達は、食材に関して特別に何かやっているのであろうか、ということがふと気になるようになった。ということで、「毒菜」対策について、会う人会う人に色々と聞いてみた。
結果。
みんな色々とやってるのねーっ!
絶対中国野菜を買わない人、中国出張の際は香港から食材持ち込むという香港の人まで。
しかも、中国本土出身の方でさえも、長時間水につけていたりするのだ。でもね、「じぇんじぇん気にしてないわよ。水につける?そんなことやったこともない。」という人もいた。中国出身で、香港で外食もがんがんする人なのだけど、身体に特に異常はないと言い張る。彼女は肘の裏の湿疹が治らないからアレルギーの可能性はあるんだけど、と言っていた。でもそれほど気にする程でもないから、概ね大丈夫と言っていいだろう。
何のアクションもとらずに体調を崩さないのは何故か。
これをこの2ケ月ずーっと考え続けていて、ある日ポンと膝を叩いて一人合点してしまった。中国ってやっぱりすごいっ。
中華料理って、絶対面倒な「湯通し」とか「油通し」という工程が入るのだけど、私なんて面倒だから、いつしか「シャキシャキ感があった方が」などと言い訳しつつ、いきなり素材そのままを炒めつけるようになってしまっていた。
しかし、今回色々と調べたところによると、水につけたり、湯通しなり油通しすることで、大部分の農薬は排出されるらしいのだ。つまり、この工程を省かない限り、どんな毒菜であっても、大部分は湯(油)通しされた水や油の方に農薬は溶け出しているということに、理論上はなる。
ははーっ、これぞ中国四千年の歴史。
私は思いっきり膝を叩いた。
もちろん大昔に農薬なんてものがあったとは思えないが、有毒なものは自然界にも沢山ある。今よりもずっと味覚が敏感であったであろう昔の人達が、そういう毒気を湯通し油通しで取り除いた後の方が、美味であると感じたのではないか、そう思うと中華料理の奥の深さに敬意を表したい気持ちで一杯だ。
歴史の中で完成された手順には、きっと大きな意味(理由)があったに違いない。
私は何でも我流でやっちゃう方だけど、先人の知恵から学ばねば。もったいない、もったいない!
Posted by akemi at 01:59 | Comments (0)
2006年10月18日
Cars - Pixer
今年はスペシャルなことが二つ。
10年ぶりにドラマを見た!(医龍)
そしてこの夏休み、7年ぶりに映画館で映画を見た!(Toy Story 2以来よん。カオルが暗闇恐怖症を克服っ!)
って、私は出家でもしてたのかしらん???いや、とにかく。
Cars、である。
もともと映画館の脱日常の雰囲気だけで泣けちゃうので、予告編からウルウルが止まず。
テーマがたくさんあった。
スポーツマンシップだとかね、効率と結果を重んじる現代社会へのアンチテーゼとか、人生の目的とかね、ホスピタリティだとか、自分の信条だとか。
子供たちとは泣き所が違うなと思った。多分この映画は子供のためのものではない。子供たちは仲間との別れのところで泣けちゃったと言っていた。私が一番泣けたのはあそこだ。
すまぬ。一部ネタバレ気味であるが。
50年前に不幸なアクシデントで引退を余技なくされた(しかも引退の花道も用意されていなかった)Doc Hudsonが主人公Lightning McQueenのレースで観客たちの喝采を浴びる。
50年前のチャンピオンを誰も忘れていなかった。
そして、その過去の勇者に対する人々のリスペクト。
すごい。
これがアメリカだ。
映画館に居たはずの私の目の前に、強烈なメッセージを伴ったシーンが重なった。
ちょうど10年前。アトランタオリンピックの最終聖火ランナー登場の瞬間。その名前は直前まで伏せられた。彼が聖火台に立ったとき、世界中の誰もがあまりの感動に、体の震えを止められなかったはずだ。
それは、モハメド・アリ氏だった。
彼が真に、名実ともにアメリカのヒーローであると、アメリカが世界に向けて叫んだ瞬間だった。彼の背負ったもの全てが、アメリカを象徴している。彼こそヒーローだと、そして今尚ヒーローであり続けるのだという強烈なメッセージ、そして彼に対する人々のリスペクトを見せ付けられた。
これがアメリカだ。
ブッシュ政権まっただ中であっても、Fahrenheit 9/11が公開され賞さえ獲得する国だ。
歴史が浅い国には浅い国なりのカルチャーがある。
日本が、勝てるわけ、ない。
映画を見ていながら私の頭の中はアメリカのことで一杯。頭の中でGoogleのロゴが駆け巡る。勝てるわけない、この国に。
移民で成り立つ国は、多様性を受け入れるしか生き残る道はない。
異端が常にポジティブを導く保証などどこにもない。
だから異端の芽を摘むのは、ネガティブに振れるリスクを減らすことに繋がる。ポジティブに振れることもあるが、それは一種賭けである。
長い歴史の中で築かれた価値観。日本の、異端に対する嫌悪感は、まるで本能的なレベルにまで刷り込まれていて、それがあらゆる組織における「一部の異端に引きずられて組織が傾くかもしれない」というリスクの軽減に一役買っている。そうやってお互いを牽制しあう。
その間に、世界は動く。ものすごいスピードで。
どんな方向性をもった異端であっても飲み込んでいるアメリカ。
もちろん、それは諸刃の刃だ。
いい面と、悪い面と。
事実、アメリカには日本にない様なもっと深刻な問題がうじゃうじゃとある。
悪い面を出さないためにリスクヘッジをする国と、
ハイリスクでもハイリターンがありえる、そういうカルチャーを許容する国と、
どちらもあっていいだろう、もちろん。
でもやっぱり、Carsは、アメリカ人の、アメリカ人の手による、アメリカの映画なんだ。
ちょっぴりアウトサイダー気分。
Posted by akemi at 00:18 | Comments (0)
2006年10月08日
IKEA, MUST-BUY
ずっと土鍋で粟を炊いていたのだが、常にコンロに土鍋鎮座では非常に場所をとる。同時に横で特大サイズフライパンが置けないっ。
ちゅうことで。
前から狙っていたダッチオーブンライクで小型のこれを購入。某社の鍋にフォルムこそ似ておりますが、価格が全く違うでございます(笑)。
意外にも蒸し料理に威力を発揮。シャトルシェフ短時間版、みたいな。マストバイでんがな。
Posted by akemi at 23:17 | Comments (0)
2006年10月06日
検証:香港1年半。
何度かBlogに書いておりましたが、
香港では、底値の食材を近所のスーパーや街市で購入して参りました。
日系や欧米系の高級スーパーに立ち寄ることもなくです。
その結果訪れた現実について、
誤解を恐れず正直に書かせて頂こうと思っています。
私自身の恥を晒してでも、結果的に人体実験をすることとなってしまった我が家のことを正直に伝えることで、被害者を少なくしたいと思っているのでございます。
前提:我が家の過去の食生活について。
東京に住んでいた8年間のうち、転勤するまでの6年間は、ほぼ全ての食材を「大地を守る会」から購入していました。それでも足りない場合は、近所のナチュラルショップへ行き、スーパーでも、特にハムなどでは無添加と書かれていたものしか買わないという徹底ぶりでした。特に調味料にはこだわっており、玄米などもかなり頻繁に食べておりました。また、ハッキーが母乳以外で飲んでいたのはミルクではなく豆乳。
オーストラリアでは、食材自体が高いので、選択する余地もなくその高い食材を(できるだけ赤札のものを選びつつも)購入していました。お肉はというと、オージービーフ、オージーラム、タスマニアサーモン、リリデールチキンを贅沢にも食べ続けておりました。カオルのお友達にアレルギーのお友達がいて、彼女が食べられる様にとナチュラル系のおやつを常備する様にもなりました。特にオーガニックを選んでいたわけでもないのですが、新鮮な野菜はどれも美味。そんな新鮮野菜のサラダ、野菜スティックを浴びるほど食べ、スナックはフルーツで、という生活を2年半送り香港へ。
香港での食生活
これまで骨折などの事故はあっても、深刻な病気やアレルギーとは無縁だった我が家は、過去のナチュラル志向の生活が、何やら「主婦の贅沢な趣味」や「自己満足」に思え、安い食材があふれる香港で、数倍もの価格差がある食材を買うことに意義を見出せず、突如、経済性と効率を重視する香港ライクな生活に完全シフト。また子供たちも成長期を迎え、一日に1升のお米、一回に1キロのパスタが無くなる現実を思い、またずっと公立育ちだった子供たちが私立に通うことになったこともあり、食費を切り詰め少しでも貯金をという気持ちが勝ったことも事実でございます。我が家の子供たちは外食があまり好きではないこともあり、ほぼ全ての食生活は私の手によるもので、スナックなどもジャンキーこの上ないものもドンドン与えてしまっていました。
変化:我が家に訪れた変化
病気など無縁の我が家でしたが、香港に来てから半年ほど経った頃体調を崩す人が続出。私はその原因を、空気や水道水などの汚染ではないかと疑いながらも、それは不可避であるため、自分の力で変えることができる範囲内で原因を「風水が悪い」と結論付け、部屋の片づけを続けたが解決せず。
体調不良の一部をご紹介します。
カオルとハルキ:肘と膝の裏に軽い湿疹ができるようになって治らない。病院でもアレルギーであればもっと酷くなるのでアレルギーではない、保湿を心がけてといわれて保湿クリームを処方されるのみ。改善の兆しゼロ。時々悪化して血が滲むことも。
ダンナ:何故か足と手にブツブツが大量発生。診察の結果「光アレルギー」と判明。初めて聞く病名に???
タカシ:今年に入ってからずっと頭痛が治らず。大病院でMRIを撮影するも異常なし。医師からはストレス性の頭痛だろうから、頭痛薬を飲ませておけばいいと言われてしまう。
タツミ:某飲茶で食事をすると必ず頭痛に襲われるように。大好きな春巻をがんがん食べていても途中から頭痛いと言い出し、飲茶と頭痛がセットになって以来その飲茶には足を踏み入れず。
私:超高級ホテルでの結婚式に参加。美味のフルコースを堪能しつつも、何故か今まで経験したことのない激しい頭痛と吐き気、首の硬直と震えに襲われ退席。ホテルのカウンターで無理を言って売店を開けて頂きパナドールを購入。30分後に復帰するも、その後何も食べられず。二回目のこれまた超高級ホテルでの結婚式に参加した翌朝、激しい頭痛と倦怠感で起きられず。腰から上が重くて立ち上がれないという経験をしてしまう。重ねて、オーストラリアではお手製石鹸で完治した主婦湿疹が、全く治らず悪化の一途。
これら全て点に思えた現象が、ある日突然、線のように繋がって見えたのは、ある医師からの一言。後悔しても始まらず。原因が分かったのが不幸中の幸い。現在はその原因を除去すべく奮闘中。で、その原因ですが。
食材であったと。
食生活が全ての症状を引き起こしたのでは、という結論に至ったのであります。
あまり自分のことを話さないタカシが、ある日私のところに来て、おれ頭痛が治ったことがない、ずっと頭がすっきりしたことがないんだとカミングアウト。早々にMRIを撮って異常なしのレッテルを貼られて、それでもパナドールを飲みつつ学校には行っていたものの、何の改善も見られない、もう一度病院に行きたいと彼が言う。これはかなり異常事態。
もう大病院には頼れない。
何となく勘が働き、頭痛とは全く関係のないアレルギー専門医の先生のところに行ってみたところ、彼にものすごいアレルギーがあったことが判明。ハウスダストやダニ、カビなどは納得できるものの、食材にもアレルギーがあったとは!その内容がすごすぎ。
米、麦、オート麦、豚、貝、蟹、リンゴ、バナナ、葡萄、味の素、ゴマ、卵の白身。
まじ?
彼の大好物ばかり。
しかも味の素って何?そんなもんうち使ってへんでーっ!!
そしてその日以来アレルギーについて調べ続けてわかったことは、我が家全員、何らかのアレルギー反応を起こしていたということ。頭痛というのがアレルギーと結びつかずに発見が遅れたのだが、私やタツミはMSG大量摂取によって引き起こされた抗アレルギー反応ではないかと合点がいった。
ちなみに米、麦がアウトになると、しょうゆ、味噌、酢、みりん、酒、全てアウトでございます。酢などは、アップルビネガー、ワインビネガーがあるやんと軽く考えていたところ、リンゴも葡萄もアウトとはこれいかに。
タカシはその日「抗ヒスタミン剤」を通常の半量処方され、私は寝具の掃除機がけと食材から彼にとってのアレルゲンを除去したところ、翌朝から、彼の頭痛はキレイさっぱり消え去ったのであります!(現在も全く頭痛なし)
そしてダンナの光アレルギーも肝臓が悪いと出る場合があるらしく、とにかく家族全員、食事で取り込まれる「何やら悪いもの」を解毒したりする過程で、その量が閾値を超えてオーバーフローを起こしたのだと合点がいったのであります。
オーストラリアから一杯持ち込んだサプリメントが底を付いても、何やら効果があるのかわからず買い足すことをしていなかったのだが、サプリメントでも飲んでいれば少しは解毒作用があったのかもとチラと脳裏をかすめる。
要するに「毒菜」食べ放題、何の飼料を使っているかわからない中国の肉を食べ続け、香港近海で取れる貝を大量に消費し続けた結果が家族全員の深刻な体調不良。私自身の勉強不足で家族全員が転覆しかかったわけであります。
今現在、家族のためにオーガニックな食材や、無添加の加工品を購入し続けているママさん方へ。時々「これって自己満足?」と疑念を抱いちゃうことがあったりするかもしれません。普通の食材の倍以上のコストがかかりますものね。でも、それは自己満足では決してないし、貴女のやっていることは正しいと断言できます。そしてパパやママしか、子供たちを守ることはできないんですよね。もちろん外食などでは不可避ですが、普段の食生活でそれほど悪いものに犯されていなければ、数回の外食ではきちんと体は解毒できると思います。我が家の様に毎日毎日、そんな食材を食べ続けると、人間は半年ですっかりそれまでの貯金を使い果たしてしまうことが実証されたと思っています。
仕事を持ちつつ家庭を維持するのは本当に大変。
家事に割くべき時間が以前の3倍(料理、掃除、買い物などなど。特に毎日寝具に掃除機がけだぜっ)くらいになり、食費も倍になりました。ご飯と一緒に粟やヒエを土鍋で炊き、サツマイモ、じゃがいも、とうもろこしを順番に蒸すようになりました。豆ヌードル、タピオカ、はるさめ、各種豆、色々と以前使わなかった食材を常備するようにもなりました。食材はできるだけ私の中では信頼度の高いオーストラリア、ニュージーランド産をチョイス。野菜は無農薬野菜のデリバリー。スーパーで買ったものも、野菜はその日使う素材を朝から水につけておいて皮を厚切りして使うようにしています。流れ出た栄養分はサプリメントで補っております。
アレルギーの専門医によると、除去食は期間限定、6ケ月だけがんばってみてと言われているので、とりあえずその期間をがんばるのみ。お蔭様で食材や調理法、調味料のことについても色々と知識が増えたので、この1年半を何とか取り返そうと、取り返せるぞという心意気でやっています。
追記:私自身元々シビアではないもののアレルギー体質であったため(小さい頃は湿疹が出来やすい体質と言われ、今現在も金属アレルギーを持っています)、子供たちの遺伝子にもそういう体質が受け継がれていたため、症状として出たのだと思います。そういう体質でない方は、我が家の様な症状が出るとは限りません。今までは食生活が健全で、しかも(これが重要かも)ストレスフリーな生活を送ってきたのですが、香港に来てから、家族全員が香港のエネルギーに飲み込まれてしまい、またそれをエキサイティングだと感じて邁進してしまいました。子供たちは外遊びがほとんどできない中で宿題漬け、今まで勉強が大嫌いと大声で言っていたカオルまでもが成績の1点2点を気にして深夜まで勉強するようになる始末。ストレスが抵抗力を落とすというのは自明の理。もちろん食材だけが原因ではありますまい。でも、とりあえず当面の症状が全て消えたので、食生活がキーファクターであったことは事実でしょう。
Posted by akemi at 00:28 | Comments (0)