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2006年05月01日
プーアール VS 鉄観音
私の普通語の先生は福建省出身である。
ネギ鴨でやって来た先生に対して、思いっきり熱弁ふるいつつプーアール茶を淹れる私であーるっ。茶器も買ってきたからね、一式使ってセッティング。
「あ、茶道(ちゃーだお)ねっ。習ってきたんだ」
習ってないよー、御茶屋さんでね、こうやって淹れてたのを見てただけ。一煎目と二煎目は捨てるの。
「なんで?」
先生思いっきり訝し気なお顔。とにかく捨てるのっ、プーアール茶だけは捨てないといけないのっ(除菌の意味があるらしい)。とにかく半ばやけっぱちに彼女にプーアール茶を勧めながら、お茶菓子を頂いていたのだが、先生いきなりサビから話を始める。
「で、これ、美味しいと思うの?」
美味しいに決まってるじゃなーい。この芳醇な香り、すっごい良いじゃない。
「これ、古臭い味がするけど、これ、本当に美味しいと思うの?あの、香りとかじゃなくって味が!」
美味しいと思うんだけど、それにプーアールは油も落とすのよー、身体の。
それを聞くや否や先生、
「んなこと、あるわけないじゃーんっ」と絶叫(あ、いや別に横浜弁ではなかったのだが)。
「正直に言って、色々とお茶の種類があるけど、本当にその中でこのプーアール茶が美味しいと思うの?一番好きなお茶は何?」
うーん。緑茶も好きだし、白茶も好きだし。プーアールが一番かと言うとそうでもないんだけど、いいやんかー、色々飲んだってー。
でも、ひるんじゃうよやっぱり、中国の人が言うことだから。しかしここでふと彼女の出身地を思い出して話を続ける。
「福建省ってもしかして、お茶の産地じゃー」
あーら、今頃気づいたの?という顔をしつつ彼女が熱弁をふるう。ここからは彼女の独壇場。
「私の実家ではね、お茶は一種類しか飲まないの。いつでもこれだけ、鉄観音。常に買うお茶のお店が決まっていてね、そこからしか買わないのよ。鉄観音は新鮮さが命。そして香りもね。一回分ずつ真空パックになっていて、それを使って飲むの。しかもうちの両親は、1年経ったものは飲めないといって親戚とかにあげちゃうのよ。だからプーアール茶なんて、何年も経った古いお茶なんて、飲めるわけないじゃん。」
福建省VS雲南省
これって、讃岐うどんVS大阪美々卯のうどん、みたいな戦い?(ってローカル過ぎ?)
この話題を学校から帰って来たカオルにとうとうと語ったところ、彼女は一言。
「要するにそれぞれの好みの問題ということで。」
まとめられちゃったわよーっ。ごめんねー、忙しい貴女にどうでもいいことで熱弁ふるっちゃってー。
要するに所変われば品代わる、人の好みも代わるということでお後が宜しいようで。
Posted by akemi at 2006年05月01日 01:59
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