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2006年05月17日
トリビアな「シーサー」
うちの子供たちは香港に来て以来、外に出る度に
「ねー、ねー、だからトリビア(日本のテレビ番組「トリビアの泉」)に葉書送っていい???」
としつこく言う。
彼らのトリビアは何かというと、
「香港のシーサーの一方は
子シーサーを踏みつぶしているーっ」
というものなのである。
彼らはこれを発見して以来、約1年間その検証にいそしんでいた。どこから見ても、カワイイシーサーくんを親が握りつぶしているかの様な構図。その姿に「香港のカルチャーを見た」と豪語してはばからないヤツがいる。カオルである。要するに香港の家庭では、子供を掌握し自由を与えず勉強ばかりさせているから、こういう姿になったのだと。
彼女はマジである。決して冗談で言っているわけではない。
というのは、昆明(中国雲南省)のシーサーは、全く違う親子関係を見せているのを目の当たりにしたからだ。
実は中国のシーサー、子シーサーは親シーサーの足元で甘えている、またはじゃれている様なのだ。決して踏み潰していない。そして彼女は解説するのであった。
「だからね、中国では一人っ子政策もあるし、子供は親たちに大事に大事にされて、そして自由に親に甘えながら育つんだよ。だからね、香港と中国のシーサーの姿が違うんだってーっ。」
いや、シーサー一つで文化まで語る(想像力だけだが)ところがすごい。
実際のところ中国でそれほど子供たちが大事にされているかどうか、事実かどうかはわからない。子供たちの人権なんて無いも同然という地方も今尚存在し、また一人っ子政策のためにわがまま放題に育つ子供が増えているなどという警鐘をも聞く中国だ。
でも香港と中国本土のシーサーの姿が違うのは事実。
歴史背景も地理的環境も全てが違うこの2つのエリア。同じだと思ってはイケナイのだ。
Posted by akemi at 2006年05月17日 18:34
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