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2006年04月16日

Shopping Fighter

実は私は名所旧跡の観光にあまり興味がない。

いや勿論行くには行くし、その時は感動もしてうっわー、壮大なだー、素晴らしいなとか思うのだが、すぐに忘れてしまう。それよりも楽しいのはヒトである。

中国の人たちがどういう物の考え方をしているのか。

それは直接話を聞くだけでなく、街のあちこちから垣間見られるすべての情報から感じとれることもある。ヒトの表情だとか、歩く早さだとか、どういう場所にヒトが集まるとか、そこで何をしているのかだとか。

二日間値切り交渉をし続けていたが、中には半額以下になっちゃうこともある。それでもその後「もっと値切れたんちゃうか」とか「あー、やられちゃったかも」という感情を残してしまう。買い物は格闘技―っ!結構エネルギーを消耗しちゃうのだ。大阪人の私も、あまりにも値切ることに頭を集中させていると、何だか自分が金の亡者なんじゃないかと思えたりして。

昆明にはカルフールやウォルマートなどの外資のスーパーがある。地元スーパーの激安っぷりに舌を巻いていた私は、外資だから高めだろうと思いつつも、ホテルからすぐ近くにウォルマートがあったので、見学ついでに出かけて行った。

もう言葉がありましぇん。

ものすごい人がごった返しているのを見ても、中国の人たちに完全に受け入れられているのが分かる。最初から競争力のある価格が明確に記されている。値札のない(あっても無いようなもの)世界を一杯見てきたから衝撃さえ走る。

資本主義って素晴らしい。
自由競争って美しい。

乾き物中心にカートにぶち込む。お茶も入れる、私が大好きなパック詰めの花茶も安いし種類が豊富。1年分くらい買いたい気分。乾燥マツタケ!!(これ、絶対マツタケご飯やお吸い物に入れたら最高だと思う)。雲南省はマツタケの産地。もともと地元の人には松茸を食べる習慣があったらしいが、いまは高価すぎてほとんどが輸出用などという話を聞くとちょっと切ない。私の大好きなスッパイマンテイストの干梅もいろいろな会社のを買ってみる。某所で怖くて値段が聞けなかった三七人参粉(田七粉)が200g弱入って37元(約450円)。もう街中に買い物に行くのがイヤになっちゃう。

中国語学習教材も充実!子供向けの本には表音併記のモノがあり重宝(今、私が使っているテキストは表音が別ページに書かれいて時々困る)。もちろん激安。子供向けピンイン学習用VCDを約10元で購入。ホテルで開けてみてびっくり!4枚入り也。(普通語学習者にめちゃくちゃお勧め。私の様に発音で苦労している方なら絶対に価値アリ!子供向けなので説明の中国語も簡単!ヒアリングの勉強にもなります。)

昆明で話されている言葉は昆明語と呼ばれて普通語とは違うのだけど、広東語とは違い私には普通語に近く聞こえます。シェシェがシェシェガッとなるとかね。似てるでしょ!おまけに普通語は100%通じます。

私、昆明に住むーっ。

話をウォルマートに戻す。

次は生鮮食料品売り場に向かう。ここでも私は絶叫ーっ。

お惣菜が充実!値段はキロ表示の量り売り。もうこれで夕食すましちゃえーっ、とたくさん注文。懐かしいなー。メルベンでハム買っている気分よ。

後ろで

お前、1日で溶けこんでるでーっ。

と関心するダンナであった。こっち方面にはね、溶け込むの早いよ。でもねきっとおフランスとかに行っちゃうと慣れるのに10年くらいかかると思う。成城とかに住んだら一生溶け込みそうにない(って住む可能性ないからいいか)。すまん。どうでもいい話であった。

某所でね1箱25元って言われたお菓子があったのだ。他のとまとめて買って最後に値切ったからいいものの、ウォルマート行ったら5元だったのだ。

半額にしても足りなかったってワケよ。5分の1だったのだーっ!!

死にそう。

ウォルマートに住み込みで働きたいよ、まったく。

そうそう。プーアール茶の話もしなくっちゃ。

私は香港ではバラ茶ブレンドの紅茶だとか、パック詰めの花茶だとか、高級白茶だとかを好んで飲んでいるのだが(って一番よく飲むのはコーヒーだが)、雲南省はプーアール茶とウーロン茶の産地(厳密にはシャングリラのあたりが産地として有名らしい)で、試飲してみてびっくり。古いものほど芳醇な香りがして素晴らしいのよ。20年前の私は、プーアール茶というのは庶民が飲む安いお茶だとばっかり思っていたのだが、違うんだって。みんな食後に体内の油を落とすために飲むらしい。どうりで昆明の人たちってスリムな人が多いのね。古いものほど効能が高いという人もいるし、効能自体は例えば8年モノと15年モノでは違わないけど発酵が進むほどにカフェインが無くなるから良いとか。飲んで見ると高いものはやはり美味しく感じるしね。どれを買おうか迷うのだ。

が、しかし。

地元の人たちはこういうことをするらしい。

新しいお茶を安いうちに買って、自宅で何年も置き、自分で年代モノにしていく。

ウォルマートには美しく包装され固められたお茶がものすごく安く売られている。裏表記を見ると何年まで置けるとか書いてある。生産日は2003年とか2005年くらいの新しいものなのだ。

ははーっ。

私は膝を叩いた。オーストラリアの人たちが大きなワインセラーに好きなワインを大量に買い、何年も置いていたのを思い出した。それと同じことが中国のプーアール茶にもあるということなのだ。

包装されているところから見ると、それはきっと恰好の手土産なのだろう。もらった方は、それをすぐ飲まず、お茶倉庫などに入れて寝かすのだろう。カッコいいー!私もやってみたいー!

転勤族で荷物は極力増やさない主義の私が倉庫貯蔵用プーアール茶購入に走る。

もうどうやって持って帰るのかわかんないけど、まあいい。うちは人間6人居るから100キロ超えても飛行機乗れるはずっ。

いざ行かん!

Posted by akemi at 2006年04月16日 06:58

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