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2005年05月10日
初登校
昨日から子供たちは学校に通い始めた。前日から、待ちきれなくって仕方がないチビ二人と、緊張を隠しきれない長女&長男。因みに朝食は絶対シリアルかパンというタツミ、朝は絶対ベジマイトトーストいうハルキは完全にオージー気質。朝は、お味噌汁にご飯がいいというのは、純日本人気質のカオルとタカシ。
私も一緒にスクールバスに乗り込む。20分で学校に着く。完全にタクシーと同じ。いいねー楽じゃないー、とすっかり安心。子供たち全員の教室を巡回しようと思っていたのに、大泣きのハッキーの教室に1時間スタック!(因みにハッキーの先生がすんごい面白い方で大ファンになっちゃった!授業はロックコンサートのノリ! 「Hey guys, クリスマスがあるのは何月?」「December!!」 「何月?」「December!!」「hey, 何月?」「December !!」と大声で連呼!イヤでも覚えちゃう(笑))コンピュータに彼が夢中になっている間に、後は先生にお願いして大慌てで他の教室を覗き込む。他の子供たちは肩透かしをくらうほどにリラックスしていた。(理由:too many Japanese!! They were speaking Japanese in the classroom! I wonder that this school is an International School?? Not.)カオルの英語の授業用にリーディングの教科書だけ買って下さい、と言われたので、早速オフィスにテキストを買いに走り、カオルに渡す様に先生に言付けた。帰りも、各部屋をまわって先生にご挨拶がてら子供たちを回収してバスに乗り込む。帰りのバスは行きと逆順。うちのバスストップは終点だった。でも疲れるほどじゃないなー。毎日、電車やバス乗り継いで移動していた私達からすると、なんて楽チン!!
To sum up,
これはすごく感激したのだけど、ものすごくシステムとカリキュラムがしっかりしている。実は事前に各担任の先生に、それぞれの子供たちのバックグランドと性格について、考えられる問題点などについてメールを送っておいたのだが、きちんと読んでいただいて、直ぐにお返事も頂けた。これからも、Keep in touch と書いて頂いて、とても嬉しかった。この様に、すぐに先生方にメールを書けて、それをきちんと読んでいただける(要するにシステムとしてきちんと動いている)環境が整っていたこと。各教科のカリキュラムがきちんと明示されていて、親からも子供たちが今月何の勉強をやるのかが直ぐに分かること。特にESLのカリキュラムを見てみると、この学校がESL教育に関してのノウハウを持っているのだなということが一目瞭然。すごく良く出来ている。結局、タツミとタカシはESLに入れることにしたのだが、宿題の単語を見ても、決してイージーなものではない。色々な教科学習に必要な単語をピックアップして、きちんと覚えさせている。感心感心。特にタカシは、単語をうやむやに覚えていたので、それがネックとなって、リーディングの理解ができていなかったのだが、こうやって少しずつでも、色々な単語をきちんと理解していくことが、彼には非常に必要なことであったと、今更ながらに思う。
My feeling is….
とても複雑。子供たちはとっても喜んで学校に行っている。特に日本人大好きなタカシは満足度300%くらい。カオルも同じ。友達が大事なタツミは、一番最初にお友達になった香港の男の子が、いかに彼に親切にしてくれたかを、目をキラキラさせて話してくれる。ハッキーは、保育園育ちであったため、色々とワークをさせてくれる今の環境が、刺激的でたまらないらしい。全員、大満足すぎ。家に帰ってきても、宿題がたくさんあるんだー、といって全員和気あいあいと食卓で宿題をやっている。今までボアリングな生活だったから、こうやって宿題を出してもらえる学校生活の有りがたみが、しみじみとわかったらしい。
しかし。
この学校における日本人というのは、少し特殊であるということを付け加えなければならない。というのは、例えば他の国から来ている生徒たちは、英語は問題がないため、特にその国の子供たちで固まる必要性がないのだ。しかし、何故かこの学校にいる日本人は、その多くがESLに通う生徒(つまり、母国語である日本語を話す方が楽なので、日本語を話す人たちで集まる傾向がある)である様なのだ。英語が話せる様になると他の例えばイギリス系の学校に移るというのが、ある意味メインストリームの様になっている様で、その学校に残っている人達は、自ずと「(難しい英語で話すよりも)日本語で話したい」生徒たちが集まっているということになる。語学学校に通うために留学してきた大学生ではあるまいし、子供たちの中に、英語で話したいというモチベーションがあるわけではないのだ。それを英語で話せというのは無理だ。無理だよーっ!!
なるほど、こういう環境にいると、子供の英語力を心配した親御さんが、他のネイティブの割合の多いインターナショナルスクールに転校させたいと思う気持ちは痛いほどよくわかる。しかし、学校の教育システム的には、とても良いという印象を持っている私としては、うーん、どうしたもんか、といったのが正直な気持ちなのだ。でも、少なくともハッキーの学年としては、この学校はとても良い英語教育をしていると思う。日本人は多いが、あの年齢の子供は、英語の吸収力もすごくて、みんなちゃんと英語を理解して、話している。Excellent である。ハッキーはこのままでいい。でも他の子供は? 次は日本に帰るのか、他の国に行くのかわからない。あちこち転校させるのが良いことには思えないけれど、このままで本当に良いのかわからない。
実は、同じアパートに、この学校に子供さんを通わせているインド人のママさんが居る。彼女は香港に5年も住んでいるのに、どうしてこの学校に通わせているのかしらと思って聞いてみると、彼女は
「この学校のエレメンタリーセクション(小学部)はストロングなのよ」
とコブシを握り締めた。そして彼女はこうも続けた。
「私の友達が、他のインターナショナルに子供を入れたんだけど、全く基礎がなってない。カナダ式の教育が、絶対にベストなの」
とインド訛りの全くない、美しい英語で答えた。その声には、最高の教育を子供に与えているのだという自信に満ち満ちていた。彼女自身、相当なインテリだと思う。
あぁ、私は幸せなのだ。日本でもメルベンでも、そしてここでも、ママさんたちがみんな、「この学校はいい学校だ」といつも言っている学校に通わせることができた。確かに、私もこの学校は良いと思う。英語も忘れず、日本語も話せる。それで良いじゃないか。何も有名大学を狙っているわけではない。日本に帰ってしまえば、英語なんて忘れちゃう。でもここでは、それもキープできるし、基礎もしっかりできる。それに何より、子供たち曰く、お友達はみんないい子たちばっかりだそうだ。なんて素晴らしい。それでいいじゃない。
ということで、子供たちのことはこれで片付いた!と思った私は、今日は子供たちだけをバスにつっこみ、私の語学学校が始まった。最初は、やっぱり香港中文大学か香港大学だよなー、とか思っていたのだが(笑)、家でIT関係のことをごそごそするためには、語学で一日過ごしてはいけないのだ! ということで、Wan Chai (家からも近い)にあるランゲージスクールに行くことに決めた。月から金まで毎日朝9時から11時まで。もちろん普通語(Mandarin)である!クラスは、イタリア人、カナダ人、ノルウェー人、日本人(私)の4人だけ! 今まで語学学校というと、一日4時間だったのだが(韓国語&英語)、今回は2時間ということで、これのどこがインテンシブコースなんだー、と最初は思ったのだが、この人数では十分にインテンシブ!!(笑)ずーっと舌巻きっぱなしで舌が痙攣起こしそー(巻き舌の発音がいっぱいあるのよ。日本人には不可能!)。一時間目の先生は英語が堪能なので、文法の説明も英語でばっちり。しかし、二時間目の先生は、全く英語が出来ない。生徒たちの質問も????で、他の生徒さんたち焦る、焦る。どうやったら意思疎通ができるんだ!という感じでアップアップ状態。あちこちで英語が飛び交う。どうしても理解できない一人に、みんなでよってたかって英語でレクチャー。うーん。英語話す人達も、中国語を話せー、という環境でも、英語しゃべっちゃう。そりゃー、日本人がいっぱいの学校で、英語話せーって、無理だろーな、と妙に納得。
今日、ヘリテージランゲージにMandarin を選択したカオルが教科書を買ってきたので見せてもらったのだが、うげっ、私より難しいことやってるじゃないか!今日は「電話をかける」っていうのをやったのよって、本当?? 私なんて、「私は太っています。私は背が低いです」ってのをやったんだけど。そのうち追い抜いてやる。だってカオルは週4日、私は週5日、勝った!! といって幼い我が子に闘いを挑むレベルの低い私であった。今晩は予習と復習と、コンピュータ関係のごそごそをやるのだ!
Posted by akemi at 2005年05月10日 21:36
Comments
あけんさんの観察力、洞察力はすごいですね。
あっ、お子さんの入学おめでとうございます。
第一日目から非常に楽しく学校生活をおくられたのも良かったですね。
先日、Blogにも書きましたがデリアとHKISにお子さんを通わせているお母さんたちとディナーをしてきました。デリアの人の話では、エレメンタリーはものすごくサービスがいいようで、どの人もメールで問い合わせればとても丁寧なアドバイスを受けられるということでした。
でもセカンダリーは違うようで、特に小学校を卒業してから編入してきた生徒さんたちの単位やカリキュラムについては、親たちはほとんど理解していない(できない?)のが実情だそうです。
インド人の「ここのエレメンタリーはストロングなのよ」という言葉もすべてを現しているなと感じました。
私も以前、デリアからケネディーに転校させたときに、知り合いのインド人に「どうしてこんないい学校から転校させたの?デリアの教育システムは最高なのに」と言われたんです。
その理由はまもなく理解できました。
当時ちょっとだけ失敗したかと思ったんですよ(笑)
インドの人は自国の教育レベルがものすごく高いために、香港に駐在している間にどんどん後れるんですよ。一番近いレベルをキープできるのがカナダ系みたいですね。
デリアに通う日本人の中にも日本人同士でかたまるのが好ましくないと感じていて、少しでも自分の英語力をあげるために転校を考えている子供もいます。
でも学費やいずれ帰国するというそれぞれの家庭の事情から簡単に転校もできませんしね。
というわけで、お子さんたちが楽しく学校へ通い始めたので、今度はあけんさんが自分磨きできますね。
Posted by: Junpei at 2005年05月11日 12:01
Junpeiさん、いつも有難うございます!
確かにセカンダリーに関しては、ちょっと考えなければならないのかもしれませんが、子供たちの様子を見ていると、もうこのままずっとこの学校にいて良い様な気がしています。
因みに先のインド人の彼女曰く、実は香港においての本当のトップレベルは、彼女の認識によると、(プライマリー、セカンダリーともに)German Swissだそうで、そのために娘さんをセカンダリーに上がる時に転校させようと考えたりもしているそうなのですが、娘さん本人が今の学校をとても気に入っているため、どうしようかしら、でも今の学校もいい学校だからこのままでもいいかな、なんて話もされてました。
我が家としては、今のところ、学校については、ただただ感心するばかりです。前の学校との違いは、どこから来るのか、オーストラリアとカナダ式の違いなのか、はたまた公立と私立の違いなのか、それとも、それぞれの学校の特徴の違いなのか、その複合なのか。それについてはよくわかりませんが、目からウロコが落ちる思いです。
Posted by: あけん at 2005年05月13日 21:32
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