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2005年05月31日
香港エコバックプロジェクト
自称エコバック研究委員会広報のあけんです(なんやそれ)。
実はね、私はエコバックに対してはウンチクがあるのである。日本、メルベン、そして香港と、ここ数年間、色々な「プラスチックバック」を使わないためのオルタナティブウェイを捜し求めて来た結果、私なりの結論が「オーストラリアのコールズバック」がエコバックの世界最高峰であると信じているのであーる。おまけに常にクランプラーバックにこの緑色のコールズバックをしのばせているため、IKEAに行こうがウェルカムに行こうがパークンだろうが、ジャスコやユニーだろうが、シティスーパーだろうが(全部書かなくてもいいか)、全てこのコールズバックを使っていて、その度にレジのお姉さん達に、「いいねー、これ」ってほめられるのだ。ねね、いいでしょー。ちゃんと自分で立つところがいいねー、って感心してもらえる。
だから私はこのコールズバックを香港で流行らせるためにウェルカムスーパーの商品企画部に乗り込んで熱弁ふるってやろうと思っていたのである。
(因みに私が「コールズバック」と呼んでいるこのバッグは、コールズだけではなく、セーフウェイでも2ドルショップ(オーストラリア)ででも買えるものなのだが、私は勝手にご贔屓だったコールズブランドのバッグを揃えていたので、こう呼んでいるだけなのである)
シティスーパーなんかにあるコットンの袋、言うちゃ悪いがアレは絶対ダメ。使い物にならない。あの手のものは、日本でもダイエー系などで売られていたが、安っぽい上に商品の収まり具合がすこぶる悪い。安くっても使いたくない代物だった。洗濯したらくしゃくしゃになっちゃうし、アイロンあてる気にもならないし。
日本のジャスコでは、買い物カゴと同じ形をした四角くてネットのついているカバンがあった。これはかなりいい線いっていた。レジを通した商品をカウント済みの同じカゴにうつすのだが、この際に、そのカゴにあらかじめ、そのネットカバンをセットしておく。商品をどんどんとその中に入れていくと、最後にそのネットをしぼればそのまま持ち帰ることができる。色合いがあまりお洒落ではなかったのだが、これはかなり優れものであった。車で買い物に行く様になってからは、ピンク色のカゴを買って、そのカゴごと持ち帰るというのもしていたが、車がなければつかえない代物だった。
香港と言えども、エコロジーに配慮している企業ということをアピールできれば、ブランドイメージもアップするだろう。買い物だけではなく、アマさんたちがクリーニングやその他の「ちょっとお出かけ」の時にもつかってもらえたら、それだけでかなり宣伝効果がある。おまけにこのコールズバック、見かけによらず「収納性」がすごい。立方体に近い形をしているため、肉パック、シリアルの箱、大きな野菜などもしっかりと入り、素材的にもぐしゃっとならずにきちんと自分で立ってくれる。つまりレジのお姉さんが袋に入れるときに、とっても楽なのである。(そこで、お姉さんたちは、へぇーこれいいね、といって下さるのだ!)
今日こそウェルカムスーパーの企画室に写真付きでメールでも書こうかと思っていた矢先、たまたま寄ったパークンショップで見つけたものを見て、私は絶句しそうになった。げーっ!パークンショップにエコバックが出てる!しかもコールズバックと同じ素材で出来たやつ!
しかし、私は密かにほくそえんだ。これはあけんを味方につけたウェルカムの勝ち。なんたって私はエコバック研究者。あの形じゃだめなんだなー、いいセンいってるんだけど。パークンおしぃなー、でもいまいち詰めが甘いんだよなー、と色々と考えながら、自分自身は悠々とコールズバックに商品を詰めて帰路についた。
が、
そこで
私は自分がとんでもない大きな間違いをしていることに気づいたのだ。そして、
パークンってエライっ。
と膝をポンと叩いた。
それは、オーストラリアと香港の大きな生活習慣の違いに起因することであった。つまり、ほとんどの家に車があって、おばぁちゃんであっても自分で運転して車でスーパーの駐車場に乗り付けるオーストラリアと、
毎日毎日ちょこちょこと新鮮な素材を求めて、しかも多くはアマさん達が買い物に行く香港と、
エコバックが同じ形状をしているわけがない。
パークンのそれは、素材こそ同じなのだが、全体の大きさはかなり大きめの作りになっている。が、折りたたみ式なのである。折りたたむと薄めの雑誌を半分に折りたたんだくらい、の大きさとなる。女性のカバンにもちょっと忍ばせておける大きさなのだ。つまり、いつもカバンの中に入れておいて、会社の帰り、子供のお迎えの帰り、などの「ついで」の時にもサッと取り出せて使うことができる。このエコバックは直立しない。素材的にはかなり丈夫なのであるが、中敷があるわけではないから、やはり商品は中でごそごそとなってしまうのであるが、あの携帯性は香港では必須であろう。
一方コールズバックは、かなりしっかりした中敷が入っている。この中敷のお陰で、商品が前後左右にぼこぼこせず、持ったときに何とも言えない「安定感」を感じさせる。また、形は、ほぼ立方体に近く、その形のお陰で箱に商品を詰めるがごとく「整理しやすい空間」を与えてくれる。持つだけでなく、袋の中に商品を詰めるのも楽。この形と中敷というアイデア、そしてこの素材、この3点全てに合格点が与えられるのは、このコールズバック以外に他にない。でも、ただ一点、欠点があるのだ。これがパークンショップのエコバックでフューチャーされていた
「携帯性」
という要素である。
この中敷、半分に折ったりできないために、収納するのに中敷分の大きさが必要なのである。要するにA4版の本をいつも一冊持ち歩いている感じなのだ。学生などデイパックを持っている人達ならば、薄いので簡単に収納できるのであるが、女性向けバックに入る大きさでは決してない。そもそも、オーストラリアでは「手に持って歩く」ということよりも、「常に車のトランクに積み込んでおくもの」という認識の方が強いため、携帯性などに配慮されているはずもない。
なるほど。パークンの企画部に兄ちゃんたちは、マーケティングリサーチをした結果、きっとバックそのものの「収納と携帯」にウェートを置くべきという結論に至ったのであろう。それは多分正しい判断だ。だから私の「香港エコバック推進プロジェクト」はこのまま不発に終わってしまうのだ。
今後、パークンエコバックのブームなんかが起こってしまうと、ちょっと哀しい気もする。だって、今でもなお私にとってのベストバックはこのコールズバックなのだから。本当はね、香港市民が、パークンバックとコールズバック、どちらを選択するのか、見てみたい気もするのであるが、うーん、やっぱり一度ウェルカムにメールでもしてみるか。
Posted by akemi at 2005年05月31日 00:30
Comments
最近 大きなゴミ箱を使うようになったので、
スーパーの袋をほとんど使わなくなりました。
なので丈夫なエコバッグを探していたのですが、
パークンのは良いですか?CitySuperのはごわごわしすぎて扱いにくいし、エコバッグとして持ち歩くのには贅沢すぎるので今はオフィスにあった不織布の袋を使っています。
でもこれは底が深すぎてその中に入れた財布や鍵を取り出しにくいんですよ。
私のように家から買い物だけをしに行く場合、財布や鍵を入れるために別のバッグを持っていったりしないんですよね。邪魔だからね。
だから、ちょっとした小物を入れる袋が中についていればなおいいですよ。
エコバッグ研究家としてメモっといてください。
パークンのがいいのであれば今から買いに行ってこようかな。
ところでコールズはオーストラリアでしかないんですよね。
Posted by: Junpei at 2005年05月31日 14:12
Junpei さんへ
いつも有り難うございます!
多分、Junpeiさんがお持ちのバッグは多分、その新しいパークンショップのと似ているタイプかもしれません。ポケットはついていた様な気がしますが、ちょっと縦長すぎでマチが今ひとつ広くない(マチなしのものに比べれば十分かもしれませんが)ので、いま一歩と思っています。
コールズはオーストラリアのコールズマイヤーグループの中のスーパーで、このエコ袋は「Go Green」と書かれていることから、「Go Green Bags」とも言われています。今調べてみたところ、オーストラリアのシドニーでもかなりなブームとなっている様で(メルベンでもかなりな定着度でしたが)、このバッグがいかに優れているかを物語っていると思います。エコバックってなかなか定着しないじゃないですか。でもこのバッグが支持されている理由は、ひとえに「使い勝手の良さ」なんですよ。私も最初はただのエコバックだと思ってたんですが! ウェルカムにメールを、と思ったのは、実は2個しか持ってきてなかったので、もっと手に入れたいと思ったからです。香港で買えたらすてきだなと思ったのです。下記サイトの写真は形状がよくわかると思います。
http://www.cleanup.com.au/main.asp?RequestType=MediaReleaseIn&SubRequestType=Detail&MediaRelID=132
Posted by: あけん at 2005年05月31日 18:10
あけんさん
さっそくエコバッグ購入しました。
私としてはかなり使い勝手がいいです。
ポケットもあるしまちもちょうど良いですね。
今日のBlogに書きましたし、あけんさんのブログもリンクしてあります。
ありがとうございました。
Posted by: Junpei at 2005年06月01日 23:23
Junpeiさんへ
リンクありがとうございました!恐縮です。
このバッグかなり良さそうですね。思ったよりもマチも広く香港ではこっちの方が定着の可能性アリですね。私も買ってみようと思います。レポートありがとうございました!(ポケットもついているなんてスゴイっ!)
Posted by: あけん at 2005年06月02日 07:06
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