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2005年04月25日
Smoothy 果汁先生
サービスドアパートメントに居た時、毎日の様にミネラルウォーターを買って、宿泊先までえんやこらっ、と子供たちと手分けをして運んでいたのだが、ワトソンズウォーターを頼んで、なんて楽なのーっ!と家族全員大喜び。
こちらに来てミネラルウォーターを買わねばならぬ様になったのだが、必要経費よねっ、とそのコストについては考えてみなかったのだが、1週間に、12リットル入り3本の契約にしたところ、結構なコストがかかることがわかってしまった。
契約のために電話をかけた。ディスペンサーは異様に高いから、簡易版のものを使えば良いやと思っていたのだが、コンパクト版のディスペンサー(定価2200ドル)も、12リットル50本契約すれば無料でついてくるというので、そうそう、それにしてーっ!と喜んで契約。しかし、その後、ウェルカムスーパーに行ったところ、同様のディスペンサーが300ドルちょっとで売られているのをみて、「うううう」とうなってしまった。
それにしても、こっちって(どの国でもかな?)、ケーブルTVだろうが、インターネットだろうが、1年契約したらインストレーションフィーを無料にするわよ、でも途中解約したら、それは貴女が払わないといけないのよ、と脅されてあわてて1年契約にしてしまう。でも、でも、インストレーションフィーって大体100ドル(1300円)程度なのよーっ!!
とにかく話を戻す。
で計算してみた。50本契約2550ドル(ディスペンサー無料進呈)ということは、週3本153ドル、1ヶ月612ドル(約8000円)。しかも子供たちの飲みっぷりを見ていると、既に週3本では全く足らないのだ。信じらんなーいっ。飲み水だけで月8000円???死んじゃう。おまけに最近、とうとうお米も8合で間に合ってたのが一升になり、スパゲッティも一回につき1キロゆでる、という状態になってる。ダンナから「米は一番安いヤツでいいぞ」と言われるまでもなく、既にいっちばん安いやつ買ってるわよーっ! ということで、朝から全員にお達し
麦茶飲めーっ!!
毎日5リットルの麦茶沸かしてるんだから、そっちを飲んでよ、ほとんどタダなんだからーっ!!
話脱線しすぎ。
タイトルの果汁先生というのは、こちらのオレンジジュースなのだが、最近何故か2.35リットル入りで17ドルそこそこで売られているのを目ざとく見つけた子供たちが、買い物に行くたびに買ってとせがむのだ。既に赤札もの、ロープライスものしか買ってもらえないと心得ている彼らなので、大抵OKが出る。で、その果汁先生はそのまま飲まず、小さなペットボトルに入れて、シェイクしてから冷凍庫に入れる。しばらくたって冷凍庫から取り出してまたまた皆でシェイク。それを何度かくりかえしているうちに「スムージー果汁先生」ができるらしい。これが子供たちのマイブーム。
私のマイブームは、ヒルサイドエスカレーター沿いにあるテイクアウェイの点心やさんで、1個3ドルの大根餅を大量に買って、一個ずつラップにくるんで冷凍保存しておく。それをランチタイムに1個ずつチンして熱々を食べる。激旨。冷凍黒ゴマ団子(食べる前に茹でる)はもちろん冷凍庫に大量常備。
はぁ。お金がかかるだけではない。雑踏にまぎれてのトラブルが多発。既に子供の迷子2回(うち1回はポリスのお世話)。オクトパスカード紛失5回。うち見つかったのは1回だけ(つまり300ドルくらい損したのーっ!!)首から提げていたのに、わざわざ首からはずしてバスに置き忘れたり、紐だけ残って本体だけ落ちていたり。
トラブルだけではない。横断歩道で立ち止まる度、電車に乗る度、おじぃさん、おばぁさん、おっちゃん、おばちゃん、みんな同じことを言う。広東語だから全くわからないはずなんだけど、人間って不思議よねーっ、何て言っているのかわかる。「この子供たち、みんなあんたのーっ? 4人? ほーっ!!」と感心してくれる。すっごい誉められる。何にもしてないのに、何故かみんなえらいえらいと(多分そういっていると思う)誉めてくれる。
多分、子供4人って、香港でも居ると思うんだけど、そういう人達は絶対、車買って移動しているだろうし、だいたい小さいのから中ぐらいのまでをぞろぞろと引き連れて、バスだのトラムだの地下鉄だのフェリーだのに乗せているヤツなんて、そうそう居ないと思われる。車のない生活も、結構楽しいもんだ。
Posted by akemi at 23:57 | Comments (5)
2005年04月24日
キャリアプランを練る
アプリケーションを出している学校からの感触は悪くなく、待てば入れるのかなという憶測のもとに、自宅待機をし続ける我が家である。経験上、急がば回れ。焦って不本意なところに入ると、あとでどっぷり後悔するのが目に見えている。この学校に落ちた時の対策は立ててあるので、ゆっくり待つ。自宅で遊んでいるわけではない。毎日、英語と日本語を、それぞれの子供たちが自律的にやっている。異文化観察というのも、大事な社会勉強なので、香港観光も欠かせない。今回も子供たちは、家探しから、引越しの段取り、引越し後に必要な作業その他を、しっかりと見届けていたので、そんな細々した作業も、将来の役に立てばいいなと心から願うのだ。
引越しが終わり、そろそろ自分自身のメルベンを総括すべく、ごそごそとネットサーフィンをしている私である。そう、ダンナの稼ぎをつぎ込んで、周囲への迷惑も顧みず、ただひたすら、わき目もふらずに突進してしまった昨年一年の、落とし前をつけなければならないのだ。
落とし前をつける方法はただ一つ、お金を稼ぐことだ。大学院の授業料をペイしつつ、将来に繋がる何かを今から始めなければ、自分自身のあの一年を自己否定しなければならなくなってしまう。毎日毎日、そう、ここ3ヶ月ほど、www.jobsdb.comの香港での仕事を見続けていたが、それを見ていて現実的にならざるを得ないなと思ってきた。就業ビザをアプライするということは、フルタイムの仕事であるということ。そして、ITのフルタイムの仕事というのは、
able to work under pressure and long hours
willing to travel
なのである。あー思い出した。客先で人質になっていたあの頃を。あの生活を子持ちの私ができるはずないよなーっ。要するに、残業、休日出勤、出張も厭わず、しっかり働いてもらいまっせー、ということである。それがイヤ、9時5時で帰れる仕事がいいわ、ということであれば、その程度の仕事(稼ぎもキャリアもその程度)しかないのである。パートタイムのお手伝いさんに来て頂いて、やりくり出来ないかと考えつつも、昨年一年間の子供に対する不義理を思い出したりもした。結局、彼らへのアテンションが不足していたために、日本語も英語も中途半端な一年を過ごさせてしまった。母親失格。いや、そんなことよりも、自分自身、まだまだ子供たちに対してコミットメントしたいという欲求があるのだ。お手伝いさんに来て頂いて、家事全てを任せてしまうのは、一生そういう暮らしができるわけではない我が家にとっては、マイナス要因が多すぎる。自分の洗濯ものは自分でたたむなど、家族の一員として何らかの役割を担うということが、我が家では大事なことなのだ。学校落ちたっていい。でも、私勉強するひと、ママ(又はお手伝いさん)家事をするひと、なんて考えを起こしたら、それはもう、我が家の子ではなーいっ、出ていってくれーっ、
と思うくらい情けないことなのだ。
平日昼間のミッドレベルは、アマさん(お手伝いさん)と私しかいない。Tシャツにズボン。私はどこから見てもアマさんスタイル。子供を遊ばせながら見上げる高層アパートでは、丁寧に裏側まで手を伸ばして窓拭きをするアマさんが見える。哀しくて涙が出る。彼女たちが気の毒なのではない。自分が情けなくって仕方がないのだ。彼女たちほどのプロ意識で家事をしているのでもない。テキトーな掃除をして、変わり映えのない食事をつくり、時々中途半端にネットサーフィン。仕事の種を見つけると言って、今日も何の行動も起こせない自分が腹立たしい。
と自虐的になっても仕方がない。建設的に物事を考えよう。
まず自分の価値観として、子供のホリデーにも、週末にも、夕方も、ずっと仕事をしていて、全てをアマさんに任せるということは出来ない。私自身は徹夜をしてでも、病気の時、ホリデーには、子供たちと一緒に居たいという欲求がある。ダンナの転勤に左右されないもの。それでも自分自身を少しずつでも研鑽できるもの。
大学院でのプロジェクトでパートナーだった友人は、会社にアプライして、組織の単なる一員となるよりも、自分自身で大きな仕事を作りたいと言っていた。そして彼はその大きな、そして確実な第一歩を踏み出したのだ。SAPに関するオンライン書籍を出版したのだ。いま、その書籍が私のPCにも入っている。膨大なページ数。人間の人生は、結果だけが全てなのだ。結果だけが真実なのだ。やろうと思っていた、という言い訳は、何の意味も持たない。ただただ、現実に形にしたものだけが、感動や賞賛に値するものなのだ。そうだよな。香港で仕事をするというと、就労ビザをとってお勤めすることが王道(即ち、自分の能力の証明)の様に思っていたけれど、もっともっと邪念を捨てて自分の将来を考えていくと、どんどんと物事が整理されていくのだ。自分の中にあった、浅はかなスケベ心に気づく。頭の良さは生き方の問題、いつも父が言っていた。世間に対して肩書きをアピールしても仕方がないのだ。ただただ自分の信じる道を、淡々と着実に歩めば、将来は開けるのだという確信に満ちた気持ちが、やっとのことで自分の心に宿った気がした。ダンナが言った。「失敗しても、お前、失うものないやん」その通りだ。駐妻という気楽な状況が、私にとっては追い風なのだ。今日、私は自分にとって、一つの大きな決断を下したのだ。
Posted by akemi at 23:26 | Comments (0)
2005年04月23日
オーストラリアの教育を検証する(1)― 落下傘を作ろう!
オーストラリアの教育について、色々とエッセイを書きたいと思い続けていたが、それも叶わずの2年半だった。子供たちのこちらでの学校が始まるまでの間、オーストラリアの教育に関して感じたことを、少しずつ記録しておこうと思う。最近、カオルが私のBLOGを読みたがって、それをずっと阻止しているのだが、子供達が大人になった時に、あの時、ママちゃんはこんな事を感じていたのか、と何かを考えるきっかけになってくれればとも思う。
私自身の経験と、子供の学校での状況を見ていて、
社会に出て自立的に働く大人となるために必要なスキルを身につける
という点において、オーストラリアの教育の方が、日本の教育よりも格段に上だというのが私の考えである。
もちろん、日本の教育にも、システム的に良いものは沢山あって、それを一つ一つ天秤にかけるつもりなど毛頭ない。また、この教育というものは、狭義の「学校教育」だけを指すことができないという点も、私が強調したいことなのだ。つまり、社会全体から受け取る子供たちへの無言のメッセージや、経済活動の格好のターゲットにされる度合いだとか、平均的な親御さんから受ける子供たちへの期待の質の違いだとか、そういう「子供をとりまくあらゆる環境」を、「子供を育てるための教育環境」と定義した場合、オーストラリアの方が、自ら考えて行動して、しかも自分自身をハッピーに生かす人間として成長することができるのではないかと思うのだ。
と、漫然としたことを書いていても仕方がないので、これから何回かに分けて、オーストラリアと日本の教育の違いに関するエピソードを紹介しようと思う。そのエピソードの中から、「何だか遊んでいるだけで、本当に勉強してるんだか何だか」と批判されることの多いオーストラリアの教育について、その根本思想を嗅ぎ取って頂ければと思う。
カオルがメルベンの学校に転校してしばらくたった頃、学校で、落下傘を作ろうということになったらしい。彼女は日本の小学校で作ったことがあると言ったところ、明日はカオルに作り方を教えてもらおうということになった。
さて、ここで日本で落下傘を作るということになったとしよう。低学年なので、多分、その1週間くらい前に、教材費のお知らせなどが届いて、タコ糸、ビニール袋、重石など、一括購入致しますので、いついつまでにお金を持たせてください、となるか、又は、当日に、何センチ程度のタコ糸、これくらいの大きさのゴミ袋1枚、重石のための粘土とフィルムケース1個を持ってくる様に、連絡帳に書かせているだろう。
さて、オーストラリアではどうするか。先生は、明日落下傘を作りますので、各自、必要なものを考えて持ってくる様に、としか言われなかったらしい。で、その結果、子供達は何を持ってきたかというと、それぞれ、色々な大きさ、色々な素材を持ち込んできたというのだ。巨大なシートを持ってきた子、毛糸、ロープ、重石にぬいぐるみ、(カオルが爆笑していたのは、トイストーリー1に出てくる、落下傘で落ちてくる役柄だったソルジャーのおもちゃを持って来た子がいて、そのセンスに皆、大喜び!)もうそれはバラエティに富んでいたらしい。で、それだけだったら、ただのお遊びなのだが、ここからがすごい。
大きなシートを持ってきてしまった子は、それを地上から落とすのが困難で、距離が必要と判断、3階から落としてみたり、大きな重石を持ってきてしまった子は、そのために大きなビニールが必要だとわかり、みんなで大きな落下傘を作ってみたり、長さを調節、素材を変更、もう考えられる限りの工夫を凝らして、何とかゆっくりと落ちる落下傘を作ろうと必死だったそうだ。それだけではない。家の中の素材を持ち出すために、親と交渉しなければならなかった子たちも何人かいて、その交渉がどれほど大変だったか、という話も出たらしい。
このエピソードをカオルが面白おかしく話すのを聞いていて、私の方は「ははーっ」とうなってしまったのだ。これを読んでいる日本の方達は、ちょっと焦った方が良いかも(笑)。日本の子供たちが、当然の様に思考停止させて、単なる教科学習、この学習のねらいはこれだから、これさえ理解しておけば大丈夫、と思っている時に、オーストラリアの子供たちは、朝から晩まで地頭を鍛えられているのだ。日本の学校で、1年に1回のプロジェクト学習、とか、そういう頻度ではなく、いついかなる時でも、どんな教科でも、物事の処理能力が試されている。また、オーストラリアの宿題は、「明日までにこれをやっておきなさい」なんて簡単なものではない。ほとんどの宿題は、プロジェクト形式で、大きな提出日だけ決まっていて、あとは自分で時間配分して、自分自身で同時進行のプロジェクトを整理していかなければならない。それが、日々の課題なのだ。
でも、要するにオーストラリアでの子供たちのやっていることは、自分達の、与えられた又は自分で作り出した課題に対して、どの様な手順で、どの様な時間配分で、どの様な資料にあたり、どの程度の力加減でとりくめば良いのか、そういうものを含めた「生きた=社会人になった時に活きる」学習なのである。
私自身がエンジニアとして、要するにサラリーマンとして働いた経験からすると、与えられた課題をきちんとこなすことは、社会人として最低限必要なスキルである。だから、日本の学校教育では、ここが重要視されるのであろう。しかし、実際の仕事の現場を考えてみると、まさかワークブックを日々消化するだけの仕事なんてあるはずもなく、どんな知識、技術、資料が必要かを瞬時に嗅ぎ分け、時間と力配分を考えつつ、自分の仕事を整理することが、実際の仕事においては必要なスキルである。また「トイストーリーのソルジャー」を持っていくという様なセンスは、与えられた課題のみならず、こういうことをすれば、お客様により喜んで頂けるんじゃないか、という様な付加価値を生み出す可能性を秘めている。何より、どんな仕事でも楽しくやろうじゃないか、というメッセージを、子供たちは常に受け取っているのだ。そう、人生は楽しい、と。
Posted by akemi at 23:58 | Comments (2)
2005年04月22日
Because English
やっとのことでミッドレベルに落ち着いた我が家である。今日で6日目。3日間で家は片付いたが、新しい生活のためにやることは沢山。
引越しの梱包財の回収依頼、大量の食料品とワトソンズウォーターのデリバリー、インターネットの接続業者さん、部屋の修理のお兄さんなどなど、問い合わせ、契約、そして入れ替わり立ち替わり、色々な人達がやってくる。銀行口座の開設、香港IDカードの取得と受け取り。アボリジナルアートのストレッチと額装を注文すべく、アートギャラリーに突撃! 額装屋さんだったら、あの辺りにあったわよ、と住所もあいまいなままに行ってみると、全く英語通じない感じーっ!!
とにかく子供の学校も決まらないままに、自分の「北京語」の語学学校だけは申し込み済み。早く子供の学校決めなきゃ、私が学校行けないじゃなーいっ!! ハッキーだけ、近所のモンテッソーリ幼稚園に入れることになったのだが、あきらめかけていたインター校から、そろそろハッキーとタカシの学年に空きがでるかもという情報を頂き、焦るのであった。もうちょっと待った方が良いのかしらーっ??
香港では、かなり英語が通じると思う。日本に比べると、格段の差だろう。ホワイトカラーのビジネスマン・ウーマンにおいては、たぶんほぼ間違いなく、最低でも日常会話レベル、多くの人達は、ビジネスレベルの英語を話すことができる。ここミッドレベルに住む人達も、当然の様に英語を話す人が多いと思う(お隣さんの香港の方は、エクセレントスピーカーだった!)英語用のカスタマーサポートに電話をかければ、全て英語で事足りる。ドキュメントも当然の様に英語版、中国語版が用意されている。
次に、いわゆる店頭販売員の方や、修理屋さんなどは、全く英語がダメな人と、流暢ではないがとりあえず話せる方と、結構上手な方と、様々なのだが、この、「流暢ではないが日常会話が出来る人達」の間に多くみられる、「ビコーズイングリッシュ(Because English)」(あけん命名)が、何故か私にもうつってしまって、もともとブロークンな英語が、日本語アクセント、プラス、香港ビコーズイングリッシュの影響を受けて、もうどうしようもない程、ブロークンさに磨きがかかってしまっている。
このビコーズ、日本人的には、「なぜ?」と聞かれた時や、自分で何かを説明するときに、「なぜならば」という時にしか使わないはずなのだが、彼らは、「〜ので (as やsinceを使うべき時に)」と言いたい時に全て、ビコーズなのだ。
例えば電話がかかってくる。ハーイ、ハワイユー、とこちらが言った途端に、
BECAUSE ……….
いきなり理由から始まるのだ。どうも、今回電話したのは、ということを言いたいのかもしれない。でも、お店で「プリペイドのインターネットアクセスキットはあるか?」と聞いただけなのに、いきなり
BECAUSE ……….
なのだ。こちらとしては、「いきなりサビ」状態に思えて、おお、これぞ香港ビコーズイングリッシュ、と一人喜んでいたのだが、この前、大家さんの会社の方と、不動産やさんとお話をしていた時に、いきなり「ビコーズ」と叫ぶ私がいた。結構、便利な言葉だ。オージーイングリッシュがうつったくらい(たとえば、here は舌をまかずに、ヒィヤと上から下に下がる。カタカナ読みでOK)とか、Hはヘイチだとかね。Yesはイェーだもんね)だから、香港ビコーズイングリシュだってうつってしまうのだ。でも、ここは香港。ブロークンでも許してくれる優しい街だ。
Posted by akemi at 23:04 | Comments (2)
2005年04月11日
クランプラーを背負ってタイクーシンを歩く
現在、私達がテンポラリーに住んでいるところは、太古城(タイクーシン)と呼ばれるエリアにある、康山(コーンヒル)というマンション群の中にある。
このコーンヒル、並びにタイクーシンと呼ばれるところは、日本人や韓国人が多く住むところとして有名で(エリア内に韓国国際学校もある)、ジャスコ、ユニーなど、日系スーパーを始めとして、生活に必要なほとんど全てのものが、エリア内に位置するショッピングモールにあるのだ。特にコーンヒル住宅街は、雨に濡れることなく、地下街から地下鉄、ショッピングモール、飲食店街、全てに容易にアクセスできる。
それだけではない。子供を持つ日本人ママさんなら絶対に考える、子供を疲れさせるための広い公園も、ここには十分にある。海沿いにまで足を伸ばせば、のんびりと海風をあびながらお散歩できる広い公園もある。ここは、なんと至便なところか!
それだけではない。今日、香港ガイドに書かれていたタイクーシン内の病院にアポをとるため電話をしたところ、英語で話しているのに突然、「Are you Japanese?」と聞かれ、イエスと答えると、突然、日本語ベラベラのお姉さん(要するに日本の方だった)が登場。予約だけではない。診察の時にも、その彼女が全て通訳してくれるのだ。
結局、私たちは半山(ミッドレベル)と言われるエリアに住もうとしている。このエリアは、日本人も多く住んでいるらしいが、それよりもウェスタンな方々に人気のエリアなのである。ピークといわれる超高級住宅街から少しおりた、それこそ「中腹―ミッドレベル」なエリア。一時、本気で家探しをしたリパルスベイなどの南側のエリアとあわせて、本当に白人さん達の多いエリアなのである。英語はどこでも通じる、カフェは、ここは本当に香港ですか?という程に、ウェスタンな感じがするのだ。
しかし、便利なところではない。だいたい、古くから知られる高級住宅街。ウェスタンな駐在員家庭では、どこも当然の様にメイドさんを雇い入れている。運転手つき、なんて人も多いだろう。日々のお買い物の心配は、駐在員婦人がするもんではないのだろう。近くにショッピングモールもございません。一歩外を出れば坂ばっかり。子供たちを遊ばせるための広い公園もございません。あるのは、各マンション敷地内にある、ゴージャスなファシリティ(プールにジムにテニスコート、スカッシュコートなどなど)だけ。何が嬉しいて、子供4人の我が家が住まにゃーいかんのか。何を思って、土ひとつ触れない、こんなド都会のど真ん中に住まにゃーいかんのか。ダンナの職場までバスで5分。ここまでダンナに媚びなきゃいかんのかーっ!!
なんてね。
タイクーシンに住むということは、多くの困難から日本人としての自分自身を守るということの様に思える。香港に住んで3週間、このタイクーシンエリアに身をおいて3週間。私たちはここで、何の困難も、何の不都合もなく、ただただ消費することに日々の多くの時間を費やしてきた。広東語を学ぼうという勢いも失せた。ありがとう(多謝―トゥチェ)という言葉を吐くこともなく、サンキューで通している自分が哀しい。

私の自慢のCRUMPLERバッグ
クランプラーとは、メルベン発のカバンブランドなのだが、私のお気に入りの一つだ。メルベンの3人のメッセンジャーが創業者で、ラップトップパソコン用、カメラ用などの用途限定型特殊カバンで、オーストラリアのみならず諸外国で有名(のはず)で、ここ数年で、そのファッション性が注目されて若者たちに大人気なのである。でも、ここでは全く見かけない。有名ブランドのコピーも出回るこの国で、遠いオーストラリアでちょっと人気がある程度のカバンなんて、見向きもされないんだろうな。でも、私はずっと、このクランプラーとコールズバックを離さないのである。香港では、あっという間に、自分自身のアイデンティティを失いそうに感じる。自分なんてほんの小さな存在で、ある日突然私が消えても、この群集の誰もが、そんな小さなことに気づきもせず、ただただ昨日と同じ様に、この国は忙しく過ぎていくのだな、と思う。
そう、誰にも見られていない。誰も気づいていない。誰も私に関心を持たない。あぁ、これが「透明な存在」という感覚なのかな。だからこそ、クランプラーを背中に背負って、私は心の底から叫んでいるのだ。あの、一人一人の人間を大事に大事に思ってくれた、メルベンの人たちとそのカルチャーを絶対忘れない。そして香港の雑踏の中で、絶対に埋没しないのだ、と。
ミッドレベルに行くと、不便きわまりない現実を楽しむかの様に、個々の店、それぞれの通り、歩いている人種からして、多種多様。その中にいる私たちファミリーも、その多種多様の一片を担っている様に感じられる。
さらばタイクーシン。私たちはこれから、コテコテの香港ローカルと、ハイソなウェスタンカルチャーの合流する、あの街に行くのだ。
Posted by akemi at 22:00 | Comments (2)
2005年04月09日
化粧品ディスカウントのSASAへ行く
化粧品類が安いというウワサのお店へ行く。が、しまった。私は肝心なことを忘れていたのだ。それは、
私って、化粧品に疎いヒトだったのだ!
だから、そこで売られているものが高いだの安いだのなんて判断のしようがないのだーっ!もともと敏感肌であるため、すっかりナチュラル志向が定着している。所謂ブランド化粧品大嫌い。おまけに、多勢にウケるものが嫌いという天邪鬼な性格もあって、ナチュラルでもメジャーになって高価なものはだめ(だから、オーストラリアにいた時も、ジュリークもダメだった)。だからいっつも化粧品はワンパターン。一つだけ興味があるのが、
クリーム系スキンケア製品のみ
化粧水でもなく、クレンジングでもなく、ただひたすら、クリーム系のものにだけ触手が動く。だから最近見た、ニベアのクリームくらいしか値段を覚えていない。だからそれを頼りに、SASAの安さを証明しようとするのだが、ない。だから結局、安いのかよくわからないまま、何も買わずに出てきてしまった。慣れないことをするから、いけない。
足保健で足裏マッサージ(45分、薬草湯の足浴つきで108ドル、1400円くらい)をするも、ダンナには、「やっぱり本場の深センに行けばよかった」と評されてしまう。要するに深センの方が安い上にすんごい気持ちいいらしい。ダンナは懲りずに明日はやっぱり深センに行こうとか言っている。行くのは簡単なんだけど、あんな短時間の間に、
香港出国、中国入国、中国出国、香港入国
を繰り返すため、その都度、入出国カードを6枚分書かねばならず、面倒なのよねー。イミグレ何回も通らなきゃいけないしーっ。やっぱり明日はマカオにでも行って、エッグタルトを食べるというのをやってみたい。来週は、いよいよ子供たちの学校について、一応の方向性が見えるはず。家もほぼ決まりかけ。後は事務手続き云々が待っているだけ、だと思いたいけど、あけんファミリー、いつも土壇場で色々と騒動が起こるからなー、そうは問屋が卸さない、かな?
Posted by akemi at 23:24 | Comments (0)
2005年04月08日
あわや救急車騒ぎ
になるところだった。
昨日の深夜、何故か全く眠れていないことに気づいた。やだ、私ぜんぜん寝てないじゃないと思った途端に左側の背中(というかお腹)に激痛が走る。やばいっ、と思った瞬間に動けなくなった。右にも左にも動けない。叫ぼうにも声が出ない。ダンナは日本出張中。こんなところで死んじゃいけない。恥を忍んで救急車を呼ぼうか、コンシェルジェにまずは連絡しようかと考えていたのだが、で、電話が手元にない!!! 横に寝ているカオルを起こそうかと思いながらも、ふと冷静になって思い直した。ダンナもいないこの場面で、子供4人連れて救急車で運ばれるのもなー、やっぱり子供は置いたまま、置き手紙しておけばいいかー、とか考えているうちに、体を横に倒すことができた。
原因はわかっている。この痛み、経験がある。ぜったい、尿管結石よーっ!!
経験者は語るが、尿管結石で救急病院に運ばれたとしても、そこで石をとってくれるわけではない。痛み止めの点滴打たれて、ハイ、明日にでも病院で診察受けてねー、といって帰されるのがオチ。だいたい痛みさえ引けば、大したことはない。水分たくさんとって、ジャンプしまくって自力で出せばいいのだ!
だから救急車を呼ぶのは得策ではない。痛みさえ引けばいい。そうだ、痛み止めを飲めばいいんだ!!
しかし電話口にまでたどり着けない状態で、どうするんだーっ、と思いつつ左手を腰にあてて指圧を試みているうちに、何とか息をとめて動ける様になった。香港では、水道水をそのまま飲んではいけない。だから冷蔵庫の中にある冷え冷えのミネラルウォーターの大ボトルをラッパ飲みしつつ、バファリンを流し込む。そんなに沢山飲めない。それでもゲロ吐いてでも飲まなきゃー、と思いつつ勢いよく飲んだところ、今度は体中が冷え切って、ブルブルガタガタが止まらなくなった。キャー、どうしよう。再度ベッドの中に転がり込んで、涙目のままウンウンうなっていたのだが、あまりにも寒いから、またまたゴソゴソ起きだして、お湯をわかして玄米茶をすする。ふぅー。
こんな時にも日本人。玄米茶って美味ねぇー、と思いつつ台所にへたりこんでいると、だんだんと痛みが和らいできた。お手洗いへ行く。真っ赤な血尿でも出るかと思ったら、多少、色が濃いかしら?という程度。それを見て、なんだ、まだ血尿出るレベルにないのねー、とすっかり安心。バファリンが効いてきたのか、それからしばらく、あっちむいたりこっちむいたり、背中を押したり叩いたりしているうちに、何とか朝まで寝ることが出来た。
朝になっても、激痛こそないものの、腰周りの重い感じは直らず、せっせと水分をとるも、なかなか出て来る気配がない。ネットで調べた「中国の排石系の薬」のリストのプリントアウトを持って近所の薬局に行った。
「尿管結石なんですけど、このリストの中にあるような薬はありますか?」
と聞いたところ、あるあるというリアクションに大喜びするも、彼が取り出してきたものは、
「これはGermanので、そこのリストにあるものよりも、もっと効くよ。石が出るためには、3瓶くらい飲まなきゃいけないと思うんだけど、どうする?3本買っとく?」
などと言われる。私はー、中国4千年の歴史―っ、ていうのが良かったのに、なんでここでドイツ製の薬を買わねばならぬのかー、と思いつつも、確信に満ちた表情で勧める彼に、痛いお腹を押さえつつ
「中国製を出せ」
とも言えず、いや、とりあえず一瓶でいいわということで、それを買ってきて飲んでいる。彼は、
「病院で、コンサルテーション受けたんだよね」
と聞いてくるので、うんうん、とウソばっかり言って、それを飲んでいる。でも、封を開けてみてびっくり。日本で、「石を小さくするための薬」という名目で飲まされていた薬と形状がほとんど同じ。やっぱり、これ効きそう。
Posted by akemi at 23:53 | Comments (0)
2005年04月07日
ニベアQ10プラスをジャスコで買う
香港に来ても、相変わらずコールズのエコバック持ってジャスコに行く私である。なんといってもあの収納力、素材の頑丈さ。他のエコバックって結局、使いづらくて長続きしなかったのだけど、オーストラリアで使われている緑色のエコバックは、その普及率からわかるように、ホンッとに便利な代物なのである。だから、私はいつでもこれを持ち歩いているのである。

香港はコスメ系が安いということは、随分前から気づいていたが、某WEB掲示板で、香港で買った、ニベアのコエンザイムQ10入りクリームが、とても安いのに効果抜群、ということを読んでいたのだが、今日、ジャスコでのお買い物の時に突然それを思い出し、手にとってみた。デイクリームが100ドルちょっと、新製品のナイトクリームが150ドル弱ということで、とりあえずデイクリームをカゴに入れてみるも、香港に来てからの激安価格に慣れている私は、その100ドルを超える価格に異常反応してしまい、主婦の分際でこんな高いものを買うちゃいかんやろ、と商品棚に戻したところ、その隣に、Q10プラスなんちゃらという商品が30ドルくらいで売られていた。そうだ、これを買って試してみてやれーっ、と思って購入。帰宅してから絶句。ボディ用だったのだ。
うーん、でも100ドルってもしかして1300円くらい? ファイシャルのクリームで1300円って、そんなに高くないよねーっ。なんだ、買えばよかったー、と思いつつも、
ボディ用をフェイスに使ったら、何ぞ不都合があるんかいな
という疑問がふっとよぎる。人間というのは、常に自己責任でもって生きていかねばならない。やってみれいっ!
ということで、ボディ用Q10クリームを顔面を含めた全身に使用中。でも、なんだかとってもプリプリな感じがするわーっ。
実は私の基礎化粧品は、オーストラリア&ニュージーランドのローズヒップ系製品で固めているのだが(因みにブランドは、KosmeaとTrilogy という二社。どちらも日本では無名のはず。特に、Trilogyの品質は抜群よっ)、40歳目前だし、より積極的に「アンチエイジング」に取り組んだ方が良いかしらーっ、と思い出してきたのだ。あー、なんだか明日の朝が楽しみだわ。
Posted by akemi at 02:02 | Comments (0) | TrackBack
2005年04月06日
そろそろ「熱さ」を思い出さねば
タロちゃん(杉村太郎さん)の「アツイコトバ」を昨年読んだ時、既に極限状態に近い「熱い自分」を経験した後だっただけに、期待したほど感動できなかった自分がいた。
それから数ヶ月。引越しのドタバタ、子供たちの学校選びに家探し、いつも全身疲れ果てるほどに一所懸命なのに、心の中には寂しい風。何かの目的に向かって全力で向かっているのとは違い、ただただ目の前の作業を片付けるだけの日々に、焦りの色が見えてきた。もう若くないのに。一日でも無駄にしたくないのに。2005年も、もう4月だ。もっともっとがんばれば、今の二倍くらいのスピードで、種々の問題が片付くのかな。それだったら、寝る時間も半分にしてやらなきゃ。テンションあげなきゃ。もっと熱くならなきゃ。
昨夜は、どうにも片付かない現状は現状で落ち着いて認識しつつ、半年後のための仕込みをすべく、SAPのコンサルタント認定試験の勉強を始める。狙いはSCM(サプライチェーンマネージメント)。ダンナの言葉を思い出した。
生活のために仕事をしなくていいのなら、仕事を選べよ。本当にやりたいことをやれよ。今更、IT翻訳だとか、プログラマーだとか、消極的なことを言い出すなよ。本当にそれがお前の夢なのか、そうなら止めないけど、違うだろ。
っんとに、タロちゃんに負けずとも劣らず、煽るわね。でも今日届いたメルベンの友人からの「香港でのSAPのSCMのマーケットがそれほど大きいとは思えない」というメールに(実は、SAP香港の認定試験のスケジュールを確認していたのだが、最新版であるSCM4.0の試験すらない!JobsDB Hong Kongという就職情報サイトのSAP関連情報を検索しても、SCM Consultantと出てきた試しがない!)、いきなり勢いを失うあけんであった。これからの半年、北京語とSCMの勉強で基礎体力をつけて、一気に本気で就活!モードに突入しようと思ったのだけど(なんだか、大学生のブログみたいだなーっ。私は今年40歳よっ)、この「SCMで食える」という前提条件がガタガタしている現時点で、本気で勉強をスタートできないのである。再度、綿密なるジョブマーケットのリサーチに基づいて、戦略を練り直さねば。いや、それよりも、もう場数で勝負、勢いだけで就職活動始めてしまえーっ!広東語も北京語もできない、英語もブロークン、でも勢いだけで何とか食いついてしまえーっ!
というやけっぱちな感情もあるのだ。でも子供の学校も決まらない今、明日ではなく、このたった今から出来る「将来につながる仕込み」の何かを特定したくて、焦って焦ってどうしようもないのである。
Posted by akemi at 23:16 | Comments (0)
2005年04月05日
香港太空館
に行ってきたのだ。ダンナ日本出張中、家決められない(もう方針は決まっていて、今度の土曜日に結論を出そうと思っている)ので、子供と一緒に遊びほうけるのであった。かねてから行こうと思っていた博物館のはしごを計画するも、あまりにも子供が喜びすぎて一館で一日つぶれてしまった。ミュージアムパスを購入せねば、と思うのだが、まだ自宅住所も決まっていないから作れない(涙)。我が家は日本でもメルベンでも、このミュージアムパスにお世話になっている。
香港では、このミュージアムパスで、6館くらいある香港の博物館系の入場料がフリーになるほか、グッズなどのディスカウントなどの特典がある。東京に居た時は、日本未来科学館のファミリーパスを持っていたので、ほとんど毎週出かけて行っては、無料のレゴのコースにぶち込んで、ダンナはコーヒー片手に英語の勉強してたっけ。
実はあまり期待していなかったのだが、日本やメルベンと違って、ホリデーなのに入場客も少なく、アクティビティやり放題、と結構遊べた。シアター(Island of the Sharks)も40分間たっぷり楽しめた。ヘッドフォンで、英語、日本語、普通語の通訳が聞ける。最初、英語の勉強と思って聞いていたのだが、会場に流れる広東語音声とかぶって聞きにくく音量を大きくしていたのだが、それでも、うーん、100%わかるわけではないよな、と思って日本語に変えたら、すんごい小さい音でも理解できた。私の英語力って、まだまだこの程度よねーっ、と悲しむ。
隣の美術館との間に、ちょっとしたレストランがあって、それを昼食にしつつ、美術館にも足を伸ばそうと思っていたら、スペースミュージアムだけで日が暮れてしまった。子供たちは、「明日は科学館!」と喜んでいる。ふむふむ、明日は水曜日。無料の日だからはしごするぞーっ!と思っていたのだが、そうだ、明日は香港IDカードを取得するため、イミグレーションオフィスに行かねばならない。っとに、なかなか落ち着かないわね。
■香港太空館(Hong Kong Space Museum)
10 Salisbury Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon
入場料 大人10ドル、子供(4歳以上)5ドル
http://www.lcsd.gov.hk/CE/Museum/Space/e_index.htm
因みにこちらの博物館、美術館は火曜日が休業、水曜日になると無料になります。でも今日はこちらのホリデーだったのでオープンしていました。
シアターは、
大人32ドル(24ドル)、子供16ドル(12ドル) ( )内は前方席
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健康工房
最近の我が家のブームは、この健康工房のジュースを試すことなのである。
このお店、主要MTR(地下鉄)の駅構内にあるのだが(ちなみに、スターバックスコーヒーも主要駅にはほとんどあって、その他津々浦々まで、あまりにも多すぎて、現在全く有り難みを感じずほとんど買っていない)、いわゆるスムージー系のフレッシュジュースなのだが、それに中国伝統の漢方理論に基づいたレシピを加えたものなのだ。要するにフレッシュジュースに漢方エキスが加わって、それにぴったりのネーミングがつけられていて、とってもお洒落な飲み物として売られている。一度飲んだらやみつき。すんごく美味な上に健康にも良さそう。値段も18ドルから30ドルくらい(250円〜400円)で、ネーミングも最高(Super Vision とかって、とっても目によさそうでしょ!)。もろ漢方茶を試すのがためらわれる方も、これなら安心。
■ 健康工房 (Chinese Urban Healing Tea)
MTR station内 (Central, Admiralty, Kowloon Bay, Kwun Tong, Kowloon Tong, Wong Tai Sin, Tsim Shat Tsui, Sharm Shui Po, Kwai Fong)
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2005年04月03日
深センへ行く
家が決まらないという閉塞感を払拭できぬまま、ダンナの体調は最悪。とにかく私たちの香港ビザを有効にするには、一度国外へ出ないといけないということで、マカオか深センかに行くように言われていたのだが、物価がもっと安い「中国に一度行ってみたい!」というカオルの希望をかなえるために、深センを選択した。今日一日は、家について考えないでおこう!

深セン駅前の風景
実は陸路での香港から深センへの道のりは、18年前に経験済み。当時、香港に行ったついでに、大好きな中国にどうしても行きたくて、ちょっと寄ったのだが、やはり当時は、香港と広州では、こんなにも違うものなのか!という程の雰囲気の差があったのだが、昨今の中国の変貌は驚くばかり。香港と変わらぬ発展ぶり。
しかし、なぜか耳から聞こえるのは北京語の様。あれ、広東省だから広東語じゃないのかな?と思いつつも、広東語能力ゼロの私は、英語か北京語を話すしかない(といっても、ド初級レベル)のだが、これがパーフェクトに通じるではないか!をを、なんとここは楽しい場所! 商業主義的な雰囲気は香港と変わらないかもしれないが、景色がいきなり大陸的。道幅も何もかも広い! 食べ物美味しい、安い! ダンナはさっさと目的の、全身+足マッサージに行ってしまった。私は子供を連れて、深センのショッピングセンター観光へと向かう。
カオルがいきなりトイレの濡れたフロアですってんころりんで足首捻挫。いつも持っているはずのシップ薬がカバンの中にない!しまった、この前ハッキーが転んだときに、使ったのが最後だったのに補充してなかった!と焦る。うーん、仕方がないからと薬局に向かう。あるやんか!いかにも湿布薬っていうのが!試しにそれを一つ購入。開封すると、中から何ともいえない漢方テイストな香りが!をを、カオちゃん、これ効きそうねー。と言いつつ患部に貼ってみる。しばらくしてカオルが苦笑いで私に言う。「ママちゃん、この湿布、熱い気がする。でも効いている気がするからまぁいっか」
実は兼ねてから、捻挫だろうと何だろうと、子供たちにはすぐに冷やせと言ってきたのだ。だから、カオルは暖めちゃいけないんじゃないか、と思ったのだろう。私の方はというと、日本と違った薬の品揃えを見て、にわかに中国の薬局に対する興味がわく。香港にもあるのだが、漢方薬のお店だとか、とにかくおもしろそうでたまらない! オーストラリアに居た時は、ナチュラルなエッセンシャルオイルへの興味が再燃したのだが、中国に来ていきなり、アロマテラピーよりも漢方やろ、とすっかり腰が軽すぎの私。
絶品の飲茶に舌鼓を打ちつつ、気づいたことがあった。なぜか私の首周りにあった、重苦しい痛みを伴った疲れが、全てふっとんでしまったのだ。何故だろう! 景色が大陸的だからかな? 北京語が通じて嬉しかったからかな? 家探しのストレスを忘れたからかしら?
この2週間とれなかった疲れが、全てふっとんでしまった。ちょっとした半日観光だったのだが、ダンナは足マッサージで、私はショッピング三昧(お茶、食料品、お菓子などなど)で、すっかりゴキゲン。明日からまた、がんばれそうだ。
Posted by akemi at 23:26 | Comments (0)
2005年04月02日
アジア的ビジネス感覚
香港へ転勤が決まった後、状況が許されて旅行に行くことができた。いつもと同じでタラゴ(エスティマ)で移動。メルベンから片道300余キロにあるレイクスエントランスというところだ。近年まれに見る豪雨。その翌々日、見事に晴れた砂浜を我が家で独占。見渡す限り、砂浜と海だけという贅沢に酔いしれていた時、大型犬がいきなりタカシに襲い掛かってきたのだ。タカシもそのワンちゃんもずぶ濡れ。要するに、そのワンちゃん、タカシと遊んでもらいたかっただけだったのだが、すっかりタカシはベソをかいてしまった。
ごめんなさいね、と話しかけて来られた方がイギリス人の女性だった。それからしばらく彼女と私たちは話をしたのだが、驚くべきことに、その彼女はダンナさんの駐在で10年間も香港に住んでいたというのだ。こんなところで、ほとんど他に人もいないような、オフシーズンの浜辺で、香港情報が得られるなんて。私たちはその運命のめぐり合わせに驚きながらも、彼女の話に耳を傾けた。彼女の話の中心は、彼女の元ダンナさんのアジア的ビジネススタイルの話と、駐在員の奥さんの話だった。日本からオーストラリアに来た時、アジア的ビジネスになれたダンナにはとまどうことも多かっただろうと思う。でも今度行く香港は、あの韓国ビジネスの様に、まぎれもないアジア的なものだとイメージが沸いた。ダンナには向いているかもしれないとも思った。彼女はおもむろに私の方を見て、じゃぁ、あなたは何をするの?と問いかけられ、そうね、当面は子供の面倒を見たりとかしなきゃね、と言った途端、彼女は何てボアリング(退屈)なの、と一蹴した。そしてたたみ掛ける様に、「クラブハウス」のあるマンションに住みなさい、そしてコミュニティに入り込みなさい。私は広東語と料理を教えていたの。あなたもそうやって忙しくしなきゃ。
私は彼女の話に、非常に感銘を受けたのだ。日本人よりも欧米人の方が、広東語に対しての敷居が高いはずだ。私たちは、とりあえず漢字に慣れている。その欧米人の彼女が、広東語を覚えて教えるまでになっていった。だって、この国で英語だけで暮らしていこうと思ったら暮らしていける。裕福な駐在員婦人であればなおさらだろう。市場でねぎる必要もない。そこをポジティブに乗り越えようとする逞しさを、その大柄美女のおばさまから感じ取ったのだった。郷に入れば郷に従え、彼女はそう言っているようにも見えた。
不動産会社のNちゃんは、アメリカンイングリッシュを操ることからもわかるように、ウェスタンなビジネススタイルを踏襲している様に思える(日本人は初めてだとか言っていたけど)。今思い返してみると、彼女の紹介した物件は、数多くはないものの、私たちの条件にばっちりと見合うものばかりだった。多少の好みの違いで、契約するには至らなかったものの、予算、ファシリティ、交通の便、すべてをクリアした物件だけを紹介してくれたのだ。これが、不動産会社の人間に求められているスキルというものかもしれない。顧客の条件に合う物件を厳選して、効率よく紹介して、最短期間で契約を締結する。かけたコスト、とリターンを考えると、こういうスタイルが王道なはずだろう。いわゆる、彼女は仕事が出来る女性なのである。
反面、Sちゃんは連日あちこち連れまわしてくれたけど、予算に収まるものは一つもなかった。結局、つめてみると当初の予算よりも相当高くなって、それを交渉で何とかするというのだけど、その交渉にも限界があった。彼女は私たちの様な大口客は初めてだと言い、必死でやっているのが目に見えてわかった。英語もかなりブロークンで、時々、前回言ったことわかってくれてるのかな?と思うこともあったが、それも愛嬌でここまで来た。でも、私たちはSちゃんと契約したいのだ。まだまだ仕事のスタイルも洗練されていないし、「一所懸命やってますっ」というスタイルだけで、結果が出せるほど甘いもんでもないんだろう、実際のビジネスは。でも、ここはアジアなんだなー。私も日本人なんだなー、と思う。ERPSなんか勉強してて、サプライヤーとの情だけで、高いマテリアルを平気で購買しているメーカーを批判しつつ、私のやっていることは、時代に逆行もはなはだしい。でも、レイクスエントランスのビーチで会った彼女から、香港では、そういうアジアンな感覚(要するに、接待だとかそういうもの)が、ビジネスに大きい影響力を持つのだという話を聞いていたので、そういう中に自分を置いいてみて、あぁ、実際のところ、世の中の半分は、まだこういう世界なのだな、と実感したかったのかもしれない。
私たちの判断が正しかったのかどうかはわからない。未だにSちゃんからも、Nちゃんからもアプローチが途絶えない。特に脈がありそうだと思った時のNちゃんのリアクションは、仕事のできる女性というものを裏付けるのに余りあるほどだった。ダンナはもうすぐ日本出張。また、私は同じ道を歩むのかしら。
Posted by akemi at 22:33 | Comments (0)