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2005年03月30日
物件選びも最高潮に達しているのに
まだ決まらへんがな。
メルベンの時には、ダンナの日本出張中にほとんど決めてしまって、ダンナは事後承認てな感じだったのだが、今回は、と思っていたら、またまたダンナは来週から日本出張らしい。うーん、いっそのこと私に全ての裁量権を投げ渡してもらいたいと思う日々である。
今日の朝は、地元香港の人のためのインター(というのかしら?)に飛び込みで行く。ボランティアをしている生徒のママさんとおぼしきおばちゃんにオフィスはどこかと聞くのだが、なぜかなかなか英語が通じない。ここは、インターと違うのかしらと不安になりながらも、そのおばちゃんが、オフィスとおぼしき場所に連れて行ってくれたと思ったらいきなり電話の受話器を上げて私につきだした。これでオフィスの人と話せっていうことか。
「すみません。こちらはオーストラリアから越してきたばっかりの日本人なのですが、うちの子供たちの学年に空きはありますか?」
などと聞くも、とにかく校長あてにアプリケーションを出せとしか言わない。そこで食い下がる。
「今まで何校もアプリケーションを出して、その度にアプリケーションフィーも支払って、それで空きがないなどと言われてきたんです(って払ったのは一校だけなんだけど)。空きがあるのかないのかもわからずに、アプリケーション出せません。」
彼女によると、今のところ空きはないのだそうだが、とにかく校長が決定をするから、アプリケーションを出さないことには何ともいえないらしい。
空きがないのに、どういうデシジョンをするというのだぁ!いいかげんなこと言わんとってくれー。と思いつつも、何ともいえない超ローカルな学校の雰囲気に何故かひかれる。まちがっても日本人いなさそうな感じ。ねぇー、やっぱりうちの子供たちは、お私立インターよりも、ローカル色豊かな学校の方が向いてそうだわよねーっ。と思いつつも、学校選びはちょっとペンディングにしなきゃ。住むエリアも決まっていないから、スクールバスのルートチェックさえままならないのだ。まずは家だろう。
毎日の様に我が家のために時間を割いてくれている不動産会社のSちゃん。彼女の勤める不動産会社は、香港にある大手4社の中の一社らしいのだが、こちらがエリアの幅を増やす度に、どんどんと同じ会社の他支社の人たちを紹介してくれるのだ。もともとSちゃんは、ウェスタンミッドレベル担当なのだが、セントラルミッドレベルの時には、しっかりものおばさんが、リパルスベイの時には、ショートカットの年配のMさんと、英語が上手なお姉さん、などなど、関わる人たちがどんどんと増えていってしまう。あっちこっちの物件を天秤にかけつつ、値段交渉。もともとの予算を既に超えているにも関わらず、毎日毎日、予算オーバーの素敵な物件を見せつけては、
「これは内装も綺麗で、広さも十分。施設もこんなについて、値段もここまで譲歩してくれているの。Take it!」
テイキット!ってねぇ。そんな簡単に、服選んでるんじゃないんだから。
前回、一階に空きがあるということで飛んで見に行った物件があった。ファシリティ最高。BBQ場まである。でもバスタブがなくてやや狭い。でも内装綺麗で、クラブハウスがゴージャスこの上ない。ここに決めちゃえ、と思って値段を聞いてみると、「え? Exclusiveなのこれ? 早く言ってよーっ」
エクスクーシブというのは、ガバメントレートとマネージメント料などが含まれていないという意味で、それを含めた実質の支払い金額は、それよりもかなり多くなる。だから、最初からインクルーシブでの予算をちゃんと言ってあるのに。なんでこんなもん見せるねん、と聞くとその度に、「賃料は交渉可(ネゴシアブル)だから、気にしないで」と言うのである。じゃー、うちの予算まで下げて、というと、
「これは、とってもデコレーションが素敵でリノベーションしたて。台所なんてブランニューなんだから、ネゴできてもこの程度までだわねーっ」
要するにまたまた予算オーバーである。今朝のダンナとの打ち合わせで、ここまでのラインだったら予算を増やしてもいいかいな、という線を引き出した。よし、そこで手を打とう。
「ねぇ、Sちゃん。ここ○○Kドルになるんだったら、テイキットするわよ。この金額だったら、私の一存で、make decision できると思う。トライしてみて」
とお願いする。目の前で電話で交渉。おばさんが粘る。実はその物件、私の提示した予算よりも遥かに上の金額でオファーがあったそうだが、大家さんが即刻リジェクト。その理由は、一日でも早く貸したいのに、5月入居予定というのが嫌だったらしい。そこで詰め寄る。ダンナの場合は会社契約だし、私たちは明日にでも引越しできる準備がある。この値段になるのなら、私がファイナルデシジョンしてもいい、といったのだが、しかし。
結論は私たちの予算より若干オーバーで大家がOKを出した。うーん、この金額だったら私では結論だせない。ちょっとダンナに相談を、と思うのだが、ミーティング中とみえて電話の電源切ってるのだ。そこから恐ろしい時間がやってきた。
実は我が家のためにミニバスチャーターしてくれているのだが、物件前のミニバス内で、なぜかバスが止まったまま。私たち3人(不動産やさんの二人&私)の交渉が終わるのを待っているのだ。要するに結論出ないと帰してくれないってわけ? おまけに、
「他のエージェントに絶対頼まないで。この金額は他人にもらさないでね。そうじゃないと、もうあなたとは手を組めないわっ」
って、私はクライアントなんだけどなー。あなたとビジネスやってるわけじゃないんだけど、と思いながらも、その金額だったら、他のあの物件はどう?その値段で交渉できるんじゃない?などと持ち出す私。おまけに第一希望だったテラスハウスが、予算オーバーはなはだしい上に、来年の11月には一斉改築のために引越しを余儀なくされるのだ、という情報が飛び込んでくる。それを理由にディスカウントできんかとも持ちかけてみる。なんか、すっかりフリダシに戻った感じ。やっとのことでダンナに連絡がついて、BBQ場のあるところの12階に物件について彼の意見を聞くや否や、私はすっかりうなだれてしまった。
「え?あの物件?おれキライ。だって狭いやん。別のあっちの方がいい」
彼が指しているのは、物件としては多少大きく、施設も立派なのだが、いかんせん移動するのに不便なところ。本人はタクシーを使って通勤するつもりでいるのだが、私たち家族にとっては、スクールバスや公共バスへのアクセスに便利なところの方が良いに決まっている。あー。もう全権私に委任してくれよ、達ちゃん。
Posted by akemi at 2005年03月30日 00:47
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