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2004年11月18日

Shall we dance?

昨日、最後の試験を受験するために、メルボルンショーグラウンドのエキシビションセンターへ行ってきた。試験開始より45分も早い8時45分に着いた(子供たちは当然ビフォアーケアーという学校にある早朝学童保育へ)のに、友人たちはほぼ出揃っており過去問を手にして喧々諤々といった感じだった。

実技試験から1週間ぶりに友人たちに会ったところ、開口一番、一回りも(二回り?)年下の可愛い女の子から、「アケミ、今日はキレイだけど、どうかしたの?」なんて聞かれてしまった。やだー、朝から厚化粧してきちゃったー、なんて言っていたのだが、ハテ、と考え込んでしまった。何か違ったかしらー??

とりあえずそんなことはどうでも良くって、朝2時起きで最後のアガキをしたためにめちゃくちゃ眠いという最悪のコンディションながら、これで全てが終わるのだという気合だけで、試験に臨む。結果、うーん、自分でもわからない。正直言って、全くわからないー!!と頭を抱えてしまう様な問題は全くなかったのだが、完璧に答えられたわーん、と自信を持っていえる問題も一問もなかった、という感じ。採点が甘かったら問題なさそうだけど、減点法でどんどんと足りない情報を引かれていったら!!とりあえず、H1はムリだなと潔くあきらめつつ、とりあえず全てが終ったという安堵感と達成感と高揚感を味わうつもりが、しかし。あまりにも体が疲れていて、テンションが上がらない。マイナス10なのがマイナス8程度にはなったか、という感じ。これが歳なのかしらん。

帰りの電車の中で、「今日はキレイね」という友人の台詞をふと思い出した。と同時に「ガッテン」してしまったのだが、実はこの1週間、私は初体験続き(ふふ)だったのだー!!! 初フォーマルパーティー、初カクテルドレス、初エステ!!! 私の辞書にはなかったもんばっかりぃー!! このパーティーにからんで、私は試験勉強の合間に、「フォーマルパーティー」だとか「フォーマルドレス」だとか、そういうものまでネットサーフィンして下調べしなければならず、少なくともダンナに恥かかせてはなるまいという使命感のみで、まるでアサイメントをこなすかのごとく、頭に鉢巻まきつつフォーマルパーティー対策を練った私であった。

結論として、とりあえず前日までに衣装は揃えた。次は顔だな、と思い、生まれて初めてエステの予約をとる。と同時にヘアーも整えねばと予約をとって、当日の朝を向かえたのだった。今日は朝から忙しいのだ。朝一番に、髪の毛をマトモにしてもらいに行く。をを、やっぱりプロは違う。この天然パーマがなんでそんなに芸能人みたいになるのだ!(髪の毛だけね)私の髪をブローしながら彼女が言った。今日、これからお化粧直すと思うけど、と言いかけた彼女の言葉を制しながら、私はまるで女子高生の様なきゃっぴーな声を出す。実はー、これから、エステなんですぅ。そう言った途端に彼女の動きがぴたっと止まった。

冗談でしょ?

彼女の目は笑っていなかった。あら、私、競合他社の話を持ち出しちゃったかしらなどと自分の台詞を頭の中でリフレインしてみたのだが、よくわからない。何が悪かったのかしらん。

エステって、髪の毛ぐっしゃぐっしゃになるのよ。

えぇーー????

だって、台の上に寝て、色々な美容液やらなにやら塗るから、当然頭の生え際にもついちゃって、そりゃーもう、バクハツーみたいな状態になるのよ! それに、普通はエステって前日までに行っておくもので、当日にやる人なんていないのよー。たまに薬品にあわなくって、顔が赤くなっちゃったりすることもあるから、それでも2日前くらいまでにやっておけば、当日までにはおさまるだろうし。

ううう。あまりにも素人すぎる。私って。無知もええ加減にせぇって感じだ。

あぁ情けない。が、とりあえず仕方がない。エステ後には自分でブローしなおそうっと。

というわけで、初エステに乗り込む。気持ちよすぎて寝ちゃうかも、と思っていたが、マッサージじゃないから、そんなに言うほど気持ちよすぎというわけでもない。ただ顔を何度も何度も塗ったり拭いたりというのを繰り返しているだけの様な気もしないではない。今まで野放図に伸び放題だった眉毛もきれいに抜かれてしまった。をを。なんとまぁ、眉毛だけで印象が違うわねー、とは思ったのだが、自分としてはそんなにエステの効果があるのかどうか、よくわからなかった。だって、行く前にはキレイにお化粧していたのに、帰りには風呂上りのすっぴんみたいな状態にされてしまって、そのまま、えー、すっぴんのまんま帰るのかー、という感じ。

しかし、そのエステ、効果はテキメン。まずダンナに驚かれる。をを、やればできるやん、あけん、と褒められた。そっかな?と思いつつ、パーティに乗り込む。

ちなみに、フォーマルドレスについてネットで調べたところ、肌を露出すればするほどフォーマル度がアップするらしい。どんな世界やと一人つっこむ。要するに叶姉妹というのはパーフェクトなのね。あんな、服着てるんだか着てないんだかわかんない、という状態は、フォーマル度最高潮!!という感じなのだな、これが。しかし、誰も私の様なおばばの肌を見たいはずもないだろう(おまけに、先日暑いからとタンクトップ姿で家の中をウロウロとしていたら、ダンナに「二の腕見せるな!」と叱られてしまったばかり。要するに醜いもの見せるなというの!ひどいでしょー!!)とりあえず、ノースリーブで胸元開いてるけど、ショールで隠せばいいか、というようなスタイル(黒のロングドレス)で臨んだのだが、実はそのパーティはドレスコードに「エジプト風で」というのも書かれていたらしい(そんなのしらへん)。ええ???どうすんの!これのどこがエジプシャン??とダンナに聞くと、「お前なー、パーティ初めてで、エジプシャンの格好せぇと言われても、お前には不可能やろ。だから、まぁ、今回は初めてということで、とりあえずフォーマルな格好しとったらええんや。そや、何やったら、頭にピラミッドでものっけとくかぁ?」

なんや、私はイロモノか!!!

結局、会場に行って驚く。クレオパトラみたいな姉ちゃん(背中めっちゃあいてる)が何人もいる。その上、宮中晩餐会ですか、ここは?みたいなすんごいドレス着てる人も居れば、もうほとんど体見えてんでー、みたいなドレスの人もいる。そんなのばっかりの中にいると、なーんだ、私ももっと背中出せばよかった、とかスリットあってもよかったかな、とか、もっと黒じゃなくって、真っ赤でもよかったとか、今までの自分の常識では考えられなかった様な発想が頭をよぎる。そのうちショールがズリズリ落ちてきて、大きく開いた胸元から胸の谷間が見えようが(なんか、すんごい豊満美女みたいな記述だなー。もとい、とりあえず胸元が深くV字に開いていようが)、もうじぇんじぇん気にならない。だって、周りはもっとすごいもん!!!とだんだん感覚が麻痺。ついでに調子こいてダンナと二人で踊りまくる。すっかりオールディーズ。オヤジねー、私たちって。

しかし。なんとそのパーティって終るのが1時過ぎ。デザートが10時すぎに出るのって、なんてクレイジー!! ベビーシッターさんに10時には帰りますなんて言って出てきちゃったものだから、もう限界。途中退場となった。

ということで、ダンナいわく、大学の友人に言われたキレイという言葉の原因は、「マユゲ」だそうで、今までのボーボーから、とりあえず普通の女の子風のマユゲになっていたのが最大の変化なのじゃないかという結論に達した。しかし、実は自分自身も実感しているのだが、エステの効果って絶大!! そのときはわからなかったのだが、翌日から気がついた。お化粧のノリがぜんぜん違う。小鼻の横の黒ずみとかも、すっかりとれてたのーっ。顔全体が白い!(って、もしかして、長年の垢がとれたのかしら?) ということで、この状態をキープすべく、寝る前のお手入れを念入りにする様になってしまった。そして、今日は新しいローズヒップオイルとクリームを入手。なんだか、これも効きそう!!ということで、だんだんとアブノーマルな方向に走りそうな私を誰も止めないでいる。おまけに1週間前からとり組んでいるローカーブダイエット(炭水化物食べないやつ)が、めちゃくちゃ効いて、あっという間に増えた3キロが元に戻った。これから1年前の状態に戻すまで(あと3キロ落とすぞぉー!!)がんばるのだ。炭水化物が食べられないために、深夜のインスタントラーメンをやめたのだが、それが一番、影響が大きかったのかも。とりあえず、外見も磨く決意をした私であった。

Posted by akemi at 2004年11月18日 00:51

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