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2004年06月23日
あけん39歳の誕生日であった。誰も気づかん
大学が休みになったら部屋がきれいになると思い込んでいたダンナは不満を隠しきれない。毎日なにやってんねん、というチェックが入る。おまけに夜は9時に就眠したかと思うと、7時になっても起きてこない私に蹴りを入れたい気持ちもわかる。
お前なー、試験中は俺、協力してやったやろー、子供の面倒みてやったやろーっ、と畳み掛ける様に言い放ったので、こっちは11年間も子供の面倒みてたんやけどーっ、とふんぞり返ってみたが聞いちゃいない模様。正直言って、ダンナにはものすごーく感謝しているのだ。毎週月曜日の夜間の講義の日は早めに帰宅してくれたし、アサイメントでぼろぼろになっているときは、手抜きの夕食を文句を言いつつ食べてくれた。高い学費を出してやった出してやったと毎日言われているが一応払ってくれた。何かというと、「あ、俺にそういう態度とっていいの?????」と来学期の学費の話を持ち出すが、きっと出してくれるだろう(なぜなら先行投資、今後回収できると見込んでいる)。自分のことがひと段落ついたところで、やっとのことで子供に関心が向く。ここに来て、コドモに問題があったと気づき焦るあけん。性格的なことではなくって、お勉強のこと。正直言って、日本語補習校も現地校も、宿題その他を見てあげたことがほとんどなかったのだ。私自身が親に勉強しなさいといわれたこともなければ、親に勉強を見てもらったこともない。私の中には、勉強というのは自分自身のことであるので、人に介入されたくない部分だとも思って、あえて見るべきではいとも思っていた。私は強制されて勉強した経験がまったくないので、いまだに勉強に対するイメージがすこぶる良い。楽しい。この歳になっても勉強は楽しい。だから、私は子供にもそう思ってもらいたかった。上の二人は読書好きで、特に勉強面で問題があるとは思えなかった。もちろん得手不得手はあるだろうが、それも理解できる範囲だと思っていた。で、その下にいるタツミも、もちろん、そんな兄弟にもまれて、同じ様に育っていると思っていた。私は上の子にひらがなやカタカナを教えたことはなかったが、それで困ったことなどなかった。しかし、タツミについては、こちらに来た時期も彼にとっては悪かった(日本語での読み書きを確立していない5歳のときに来た)のだろうが、彼の言語能力が、上の二人とは違っていたのだ、ということにやっと気づいたのだ。完全にセミリンガル状態。私は、彼に関しては、もっと時間を割いて本を読んであげたりとか(上の子たちには読んでなかったのよーっ)、一緒にライティングをしてみるとか、そういう努力が必要なのだと悟ってしまった。それから、教育ママに大変身しつつある。毎夕食後、コドモたちを集めて、宿題やらドリルやらをすることにした。正直言って、タツミはうれしそうだった。でも、やっぱり思うのだ。これやれといわれてやって、楽しいのかなーって。苦しいだけだよな。勉強きらいにならないかな、といろいろと思う。実は彼は文章を書いたりということは苦手なのだが、芸術には才がある。美的感覚が非常に研ぎ澄まされている。色使いも大胆。ジミーちゃんの様だ。絵は本当に大きく力強く、生き生きとした色使いで、すばらしい。コドモたちはいま、ずっと陶芸を習っているのだが、彼の作るものに時々感動して涙流してしまうこともある。すごい才能。でも、国語は苦手。英語のライティングも苦手。文法がめちゃくちゃ。語彙が貧弱。ダンナは、私立お受験させようと思ってやるわけじゃないんだが、読み書きそろばんっていうのは基本やからな、やっぱり大事やろ、という。我が家があまりにも、日本のスタンダードからかけ離れて、異常に野放しであったのは認める。どうみても平成生まれに見えない。昭和初期系とよく言われる。よく言えばたくましい、でも正直言って、ただの野ザルよねーっ。よく私みたいなのから、こんな野ザルでてきたわねーっ、と誰かに責任転嫁させたい衝動にかられる。(そのまんまやんか、という気もしないではない。私も確かにアジアサバイバル系だったもんなーっ)ほんまにコドモって、こんなにも兄弟でいろいろと性格のみならず、能力までも差があるのねーっ。タカシはタカシで、国語めちゃくちゃできる(漢字やことわざ大好きですんごい覚えている)けど、運動神経ゼロ。信じられないほど、運動できない。かたやタツミは走る姿もカッコよすぎ。カオルはカオルで、漢字はもう面倒くさいとひらがなばっかりの作文を書いてくれるが、現地校で折り紙先生として前に出て生徒たちを指導したりということを平気でしてくれる。先生には、英語すんごい上手とほめられまくり。ハッキーは幼稚園で、いっつもランチをお替りしてたらふく食べて帰って来ては、金髪美人には英語、大和撫子には日本語でときっちり使い分けているすごいヒトだけど、ママと一緒じゃないと寝れないというすんごい甘えただし、あぁ、もうバランスとるなんて不可能。私だってこの歳になっても、「何でもかんでもバランスも考えず、ただただ全力疾走」というクセは治らないしなーっ。しゃーないか。
Posted by akemi at 2004年06月23日 00:25
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