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2004年05月03日
激震
昨夜も睡眠時間3時間でアサイメントの一部を仕上げた。しばらく充分に睡眠をとれていないだけではなく、今日はどっと沈み込むことがいくつかあった。
薄々は感じていたが、既に何人かの学生はリタイアした様だ。そして、私の友達の女の子も、今学期限りでこのコースをやめると言い出した。彼女は1年半のマスターコースだったのだが、あまりに膨大なアサイメント、特にマネージメントリポートなどの提出が重なって、彼女は心身ともに疲れ切ってしまったのだ。このアサイメントの量は、私たちに、見ないでおきたい、今は考えないでおきたい、といった人生の根本的な部分に触れる様な問題をつきつけてくる。この業界で食っていく気があるのか、という根本命題だ。正直言って、この程度でぶっ倒れる様じゃ、ビジネスの世界では耐えられない。現実の問題を解決することのほうが、どれだけ精神的肉体的に大変か。プレッシャー、ストレス、他の人間との軋轢などなど。だって、ERPSというのは、基本、会社全体の自己否定みたいなところから始るのだから。想像を絶する仕事量だ。私の友人は、そこの問いに答えを出した。現実は厳しい。このストレスに耐えていくのが自分の人生なのか。そう自問自答していく中で、幼い頃に夢見た憧れの職業、そのことを思い出したそうだ。私は答えた。私も、この10年間、色々と右往左往、七転八倒しながら、色々なことに手を出して、色々なことを途中で投げ出してきた。でも、そういう失敗を自分で経験しないと、本当に自分でやりたいことは見つからない。あなたは若いんだから、自分で思ったとおりにやってみるべきだ。親御さんの言うとおりに生きていたら、あなた自身、自分の人生に責任がとれないじゃない。自分で決めて、自分で失敗して、自分で、その結果を受け止める、そうしたら、自分で自信を持って自己決定できる30代を手に入れることができるんだから。私の周りで、ドッタンバッタンと大きく人生を翻そうとしている人たちがいる。将来に対する不安、期待。まるで私の20代の様だ。私はそういうジタバタも経て、子供も4人生んで、今ここにいる。確信を持って、疑心暗鬼になる暇もなく、いまここにいる自分を、心底ありがたいと思う。彼らは、人生の激流の真っ只中にいる。その辛さがわかるからこそ、私はその周りで、少しばかり長く生きている先輩として、見守りながら話しを聞くことしかできない。そして私は、ただただ、目の前にある具体的な課題を、一つ一つこなしていくことで、“それが自分の夢の実現に少しずつ近づいているのだという幻想”を、見ないように、見ないようにしながら、全力で突き進んでいる。事態は彼らよりも深刻なはずだ。だって、私の年齢を考えれば、簡単に仕事が見つかるとは思えない。仕事を見つけるという最終目的のためには、それこそ戦略も戦術も必要なのだ。ただ何も考えずにコースを修了するだけではだめだ、そのことにはすでに気がついている。冬休みには、じっくりとそのことも考えようと思っているあけんであった。
Posted by akemi at 2004年05月03日 00:14
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