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2004年02月21日

楽しかった夏

うちのカオルは日本では全く泳げないコだった。習い事に興味のないママは、子供をスイミングに通わせるなどという発想もなかった。かといって、子供4人連れて毎日の様にプールに連れて行くこともできなかった。私自身が、学校の水泳指導だけで泳げる様になったので、カオルだって、そのうち泳げる様になるだろうと思っていたのだ。

しかし現実は厳しいものだった。ほとんどの子供がスイミングに通っているということは、泳げない子なんて皆無で、小学校1年生から、いきなり当然の様にクロールでスイスイ泳ぎまわるクラスメートを横目に、顔を水につけることさえできなかった彼女は、プールのある日は朝からメソメソとして、完全にコンプレックスの塊と化していた。 ところが、縁あってプールつきの家に住むことになり(しかも深い)、毎日の様に水でジャボジャボやっているうちに、うちの子供たちはみんな、人魚の様に素潜りの名人になっていってしまった。メルベンですごす二度目の夏の現在、毎日の様にお友達が遊びに来ては、みんなでドボン、バッシャーンと庭で大騒ぎ、そんな姿を横目で見ながら、私は今日も入学前の不安を払拭できる材料はないかと、ネットサーフィンばかりしている。アメリカの大学院に留学している方の日記などを読んでは、「あぁ、この人は少なくとも私の数倍も英語力があるから何とかなっているのだ」と落ち込むばかり。その間に音読でもやればいいのに。自分ではわかっているのに。自信というのは、地道な訓練に裏打ちされて初めて獲得できるものなのだから。 でも、そんな夏も、そろそろ終わりかな。3月に入れば、子供たちにも負担を強いることになる。週に1回は夜間に講義がある。土曜日の何日かは、一日中大学に行きっ放しだ。今まで土曜校のお友達と遊ぶのを楽しみにしていた子供たちは、それも出来なくなってしまうのだ。ダンナの出張と重なれば、ベビーシッターさんにお願いしなければならず、その経済的負担も相当なものだ。それでも、今始めなければ、私は絶対後悔する。その後悔を、子供やダンナのせいにしたくない。この一年は、自分にプラスになると信じて、周りの迷惑帰りみず、ゴーしてしまう私がいた。

Posted by akemi at 2004年02月21日 23:54

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