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1996年06月16日

東京観光ガイド2

昨日に引き続き、今日も東京観光三昧だった。

 ■東京ドーム

 巨人ファンの義父のたっての希望で、東京ドームに行く事になった。私は東京ドームがどこにあるか知らなかったので、「ね、どこどこ?」とアホな質問をしてしまった。電車が後楽園に向かっている事を知った私は、主人に、「ね、ね、達ちゃん、もしかして後楽園に行くの? 後楽園って今はないの? じゃ、東京ドームにリプレースされたんや!」とどうでもよい様なことで盛り上がってしまった。だいたい、私は昔から阪神ファン、アンチ巨人なので、東京ドームとかそういうものは全く興味がなかった。以前、SE時代に友人達と行ったKIRIN DRY GIGSのビリー・ジョエルのコンサートが東京ドームであった様な記憶があるが、私は東京ドームよりも「ビリー・ジョエル!!!」という事だけですっかり盛り上がっており、他の事は目に入らない視野の狭い人であった。(でも、その性格は今でも変わっていないなぁ」 東京ドームでショップに入った。義父はジャイアンツ・グッズをカオルの従姉のモモちゃんへのお土産に購入した。「カオルちゃんもいらない?」と聞かれて私は「いつでも買えますから...」と丁重にお断りしたのだが、ホンネの所は、「我が家はジャイアンツ・グッズ出入り禁止区域よ!」という心境だった。アンチ巨人なのだから、こんなところで喜んでジャイアンツのロゴ入り帽子なんて頂いてはイケナイ。 そこで、野球博物館の様なところに入った。ベビーカー持参の私達は、エレベータを探したのだが、どこをどう探しても見あたらなかった。結局エレベータもエスカレータも無く、とても憤慨してしまった。「車イスの人はどうせぇっちゅうんや!」内容は思ったよりも良かった。私はミズシマシンジ氏の大ファンで、彼の野球マンガは当時ほとんど読んでいた。彼のマンガを通して結果的には野球の歴史やルール、用語全てを熟知するに至ったのだ。そうそう、私は中学入学した当時「野球狂の詩」というマンガに感銘を受けて、野球部入部を決意し、顧問の先生のところに入部届けを提出したのだが、その先生に「誰が目当てやねん」と聞かれて、こんな先生のもとで野球は出来ない!と結局諦めてしまった事があった。それまではソフトボールでガンガンやっていた私は本気だったのだが、全く世の中の人達の心は汚れすぎている!そんなマンガの中にしばしば登場する歴代の名選手が紹介されていて、その説明書きを見てウルウルと泣いてしまった。みんなそれぞれ、自分の人生の中では主人公だったんだなぁ、とさだまさし「主人公」の様な事を思ってしまった。やはり全ては精神力のなせるワザなのだ。オモチャがなければ遊べないなんていう子供にしてはいけない。親は物を与えることではなく、その意欲を引き出すだけでいいのだ。知育玩具をめったやたらと与えて、「あぁ、こういう遊びができたらおもろいのに!」と子供が自分で玩具を創る機会を奪っている親も多いと思う。これはもう、人災みたいなもんだと極端な事を思ったりする。

 ■住友三角ビル

 新都庁に行く前に昼食をとった。ここの50階のお蕎麦やさんで食事をした。カオルは途中で3コのおにぎりを食べてしまっていたので、食事がすすまない。(あたりまえか!)カオルとタカシは高層ビルからながめる玩具箱の中の様な景色に大コーフンだった。特に車が好きなタカシは始終「オーオー」と動く車を指さして御満悦であった。カオルは少し恐がっていたかも知れない。

 ■新都庁

 ここの展望台に登ったのだが、これは良かった。子供の遊び場に、という意味なのだが(笑)。人の迷惑をかえりみず、子供を放ったらかしにしてしまった。カーペットの上で、カオルもタカシも大ハシャギ。私達大人はゆっくり休んで....と思ったのだが、私は子供二人が時々、人に迷惑をかけるので、その度に誤ったり、カオル&タカシに注意したり、抱き上げたり、おっかけたり、とかなり疲れてしまった。中に、義母の彫刻の先生の作品があると聞き、それを見にいった。瀬戸内海の山をモチーフにした素敵な作品だった。彼は作品の中に見事にその「質感」というものを表現している。義母も、もう一度芸術を再開したらいいのに、と切に思った。

 ■NHK

 ここも思った以上に良かった。ドラマの撮影、ラジオの公開録音なども見れ、色々な放送技術も見ることができた。お茶の間で見るだけの人間にしてみれば、これはエキサイティングなところだった。また、時代劇のセットなど、義父母も喜んでくれたみたいだった。又、「朝の連続テレビ小説」の歴史などを見るのも興味深い事だった。昔のドラマというのはじっくりと面白かった気がする。少しタイムトリップしてしまった。一番興味深かったのは、21世紀のテレビと眼鏡なしの立体映像シアターだ。高画質のテレビというのに、少しショックを受けた。キレイ!なんてもんじゃない。髪の一本一本、小さな文字の1文字1文字がクッキリ・ハッキリ見える。最近の私は、「インターネットだ!」と大ハシャギしていて、つい「テレビ媒体」を軽視している傾向があったが、やはり歴史が違う。インタラクティブなインターネットの特性をテレビの世界も吸収して、両者に境目がなくなるのが理想のはずだ。家の中に、テレビとコンピュータなどのモニターがいくつもあるのは美しい姿ではない。(もちろん、各部屋にあることは必要なのだが、テレビ用と、パソコン用という用途別のモニターがあることが美しくないのだ。)やはり、こういうメディアについても勉強せねば、と実感した。理想を追及するためには井の中の蛙でいてはいけない。いろんな世界を見て、その中から良いものをピックアップしてよりよい物を創らなければ!(といっても私が出来るわきゃないか。)お土産に、と義父がカオル&タカシにミドちゃんファドちゃん(NHKの幼児番組のキャラクター)のTシャツを買ってくれた。40秒で名前を入れます、と言われて喜んで名前を入れてもらった。これはいい。迷子になった時に便利だ。横で父が「住所も入れてもらえ!」などと笑っていたが、これはナイス・アイデアかもしれない。住所は何だから、電話番号がいいかもしれない。でも、悪戯電話がかかってくるといやだしなぁ!それにしても、こういうビジネスは流行るかも知れない。「貴方のお子様のTシャツをインターネット経由で販売します。お名前はディフォルトで入っていますが、追加500円で住所、電話番号も入れます。」こういうのはどうだろう。そのミドちゃんTシャツは、1900円だったのだが、結構売れていた。これに送料と名前入れを入れて、2000円前後の商品であれば、絶対売れると思う。これは、アイロンプリント用紙に印刷できるカラープリンターさえあれば、(これも数万円だろう)あとは少し質の良い真っ白のTシャツを卸値で購入すれば簡単に出来るはずだ。前の「URL入りTシャツ」と合わせれば、結構注文が来るかもしれない。それから、デジタル化した画像をネットで送ってきてもらえれば、それもTシャツにしてしまう!わ、わ、いいな、誰かやって!!!私絶対買うのになぁ。 とりあえず観光はこの辺りで終わり、原宿から浜松町に行き、そこからモノレールに乗って羽田に向かった。義父母を見送ってかえってきた。箱崎行きのリムジンに乗って、そこからタクシーで1メータで門前仲町、そこから東西線にのって無事帰宅した。私達でもすっかり疲れてしまったのだから、還暦前の義父母の疲れはどんなだっただろう。

Posted by akemi at 1996年06月16日 21:43

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